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2010-12-14 平成22年第4回定例会(第5日) 名簿
2010-12-14 平成22年第4回定例会(第5日) 本文

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  1. みやき町議会 2010-12-14
    2010-12-14 平成22年第4回定例会(第5日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(宮原宏典君)  平成22年第4回みやき町議会定例会8日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は17名です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりで行います。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(宮原宏典君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第11号、12番松信彰文議員一般質問を許可します。松信議員。 3 ◯12番(松信彰文君)  おはようございます。議席番号12番松信彰文でございます。私は、さきに通告しておりましたとおり、1番、県道神埼北茂安線町内区域進捗状況と今後の見通しについて。これは、去る3月定例議会において、8番牟田議員からも質問があっております。その後の進捗状況と、あるいは現状を私なりにお伺いいたします。  1)中津隈区又座入地区と上峰町上九丁分橋──平成21年3月に完成しております──との接続・開通見通しについてお伺いを申し上げます。  2)西尾区保健センター西側より寒水川──これは、上西寄橋と報告を受けております──までの開通見通しについて。  3)寒水川への架橋工事着工見通しについてをお伺いいたします。  2番、町内の南北縦断道路について。  1)(仮称)町道中原西島線──これは、町長の一般行政報告では中原三根線となっておるようでございます──の調査測量事業進捗状況と今後の見通しについて。  2)町道丸山線の基本的考え方と位置づけ・整備について。  3番、町営綾部住宅の今後の基本的整備方針について。  4番、ボローニャ・マックス株式会社パン製造工場・直売店の誘致計画の現状と見通しについてをお伺い申し上げます。  まず1番、県道神埼北茂安線町内区域進捗状況と今後の見通しについて御質問を申し上げます。
     この道路の町内予定延長は、県道江口東尾線保健センターふれあい広場西側から上峰町上九丁分橋までの1,640メーターと伺っております。このみやき町工区分としての予定事業費は669,250千円であり、平成22年度までの決済事業分が320,200千円で、進捗率は47.84%と伺っております。また、着工年度は平成12年度であり、竣工予定年度は未定となっておる不思議なことでございます。  まず、1)中津隈区又座入地区──これは町道原古賀田島線以西、中津隈のライスセンターのある道路でございます──と、上峰町上九丁分橋との接続・開通見通しについてお伺いを申し上げます。  この区間の延長は380メートルであり、この区間内に当該工事用地の売買交渉が難航している箇所が1カ所あると伺っていますが、その土地の現況と用地買収計画平米数及び車道6.5メーター、歩道3.5メーターの10メーター幅計画道路敷地分として何メートル分かをお伺いいたします。  2)保健センターふれあい広場西側より寒水川上西寄橋までの接続見通しについてお伺いを申し上げます。  この区間の延長は420メートルであり、この区間内にも交渉が難航している箇所が1カ所あると伺っております。その土地の現況と用地買収計画平米数、さらには先ほど申し上げました計画道路の敷地分として何メーター分か、お伺いいたします。  3)寒水川への架橋工事着工見通しについてお伺いを申し上げます。  本年3月定例議会での牟田秀文議員のこの質問についての一般質問に対して、中島建設課長は、この事業が現在、地域自立・活性化交付金事業で整備されており、この制度資金が平成23年度までとなっているので、県としても平成23年度中には建設したい意向のようだと答弁されております。この寒水川への架橋工事着工は、平成23年度中予定と確認させていただいてよいかどうかお伺いを申し上げます。  まず、以上3点を第1回目の質問としてお伺い申し上げます。  この問題につきましては、旧北茂安町時代からの引き継ぎ案件であり、末安町長や執行部の皆様、また関係の町職員、県職員の方々に多大な御心配と御心痛をおかけしていることにつき、心苦しく申しわけない気持ちも持っておるところでございます。しかし、みやき町の域内交通の混雑緩和と活性化のためには避けて通ることはできない問題でございます。一日も早い懸案の解決と県道神埼北茂安線町内区域の完成のため、質疑応答をお願いしたいと思います。  時間上の制約もございますので、執行部の皆様の簡潔で明快な答弁をお願いいたします。  2番以降の質問については、自席より行います。 4 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 5 ◯町長(末安伸之君)  おはようございます。通告11号、12番議員の御質問にお答えをいたします。  まず、県道神埼北茂安線町内区域進捗状況と今後の見通しについて、3点御質問いただいております。順を追って御回答差し上げます。  1)の中津隈区又座入地区と上峰町上九丁分橋との接続・開通見通しについての御質問でございますけれども、県道神埼北茂安線は、北茂安保健センターから九丁分橋の区間でみやき町内の区間を進めておられます。平成22年度までの進捗率が47%となっております。切通川には新九丁分橋がかかり、上峰町の区域では整備も進んできております。現在、新九丁分橋から町道原古賀田島線の区間において用地交渉が難航している箇所があり、この区間の地権者の方とは12月7日に鳥栖土木事務所北茂安土地改良区、みやき町との間で今後の問題解決に向けての協議を進めたところでございます。未買収土地の現況については、田であります。買収計画面積は、約1,300平米です。道路敷地分につきましては、延長50メートルとなっております。  2)の西尾区保健センター西側より寒水川までの開通見通しについての御質問にお答えします。  北茂安保健センターから寒水川までの区間においても用地交渉が難航している箇所がありますが、地権者の方との間で他の事業での問題等の整理が済んでおりません。現在、処理作業を進めております。今後は、神埼北茂安線用地交渉を進めてまいるところであります。  また、この区間はもともと町道改良事業として整備していた経緯がありまして、県道として整備するためには幅員が狭いので、この区間については追加買収が必要となります。平成23年度において用地測量と追加買収等の交渉に努力をしてまいります。  保健センターから、いわゆる上西寄橋までの未買収土地については、土地の現況は、地目は田であります。買収計画面積は、約300平米です。道路敷地分の延長は15メートルとなっております。  3)の寒水川へ架橋工事着工見通しについて御回答します。  寒水川にかかる橋梁につきましては、橋梁の設計は完了しております。県の事業計画として、平成23年の出水期、9月以降に右岸側橋台、橋脚の工事、平成24年度に左岸側の橋台、平成25年度に上部工を予定されております。みやき町内の区域について、一年でも早い完成を目指し、今後とも鳥栖土木事務所、みやき町一体となって事業を推進してまいりたいと考えております。  以上、1回目の質問にお答えを終わります。 6 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 7 ◯12番(松信彰文君)  今、御回答いただきました又座入地区ですね、県道原古賀田島線以西から上峰町の上九丁分橋までが1,300平米ですね。で、道路敷地分で50メーター、10メーター幅の道路でございます。そして、保健センターふれあい広場西側より寒水川上西寄橋までが、田で300平米で15メーター、合わせて65メーター分が、道路敷地分として完成した際には約65メーター分が残っておると。そして、面積にして1,600平米、1反6畝ですか。65メーターと1反6畝が残っておると。そのことのために、着工年度は12年度であるけれども、竣工年度は未定ということで、私はこの書類をもらったときにびっくりしたわけですね。竣工年度が未定となっております。普通、事業を計画して竣工年度がないというのは、どこに行ってもこういう計画はないんじゃないかというふうに思うわけです。  しかし、さっき申し上げましたように、北茂安の土地改良区の問題で、聞くところによりますと、大分根深くなってきておると。地域も巻き込んだ問題になっておるようでございます。しかし、最終的に道路の完成というものは、やっぱり町と県が責任を負わにゃいかんということで、この道路につきましては北茂安の千栗堤防ですね、今、トライアルがございます。あそこから保健センターの南側までを通って中津隈までということで、旧北茂安町においては、町道中津隈市原線ということで計画をしたわけでございます。そして、保健センターふれあい広場の横までが、今、町道市原東尾線ということで、昭和59年から平成8年までかかって完成をしております。  その後、1本の道路として神埼警察署前まで通そうということで、沿線の神埼、吉野ヶ里、上峰、北茂安、これが集まって期成会をつくったと。その中に大型の橋梁やらなんやらありますし、また、三田川北茂安線等が非常に混雑をしておるということで、4町が当時相寄って県道として昇格を、格上げをお願いしたいということで期成会をつくって、今日に至っておるというようなことになっておるだろうというふうに推察をしておるわけでございます。  期成会が立ち上がりましたのが平成8年の4月ということで、牟田議員の質問でなっております。平成8年から今年、22年ですから、もう24年、25年目になろうかというような状況の中にあって、いまだ竣工年度が未定ということについては、やっぱり執行部におかれても、我々議会にしてもですね、上峰町の上九丁分橋から吉野ヶ里町方面へついては、もう大体100%近くの工事完了がなされておるやに伺っております。また、上九丁分橋から接続道路等も上峰町の九丁分域内を通って米多ですね、徐々に完成の域に近づいておるわけでございます。その中にあって、北茂安町が事業のネックになっておるというのが現状ではないかと思います。みやき町工区がネックになっておるという現状ではなかろうかと思っております。  執行部として、土地改良区、あるいは地元中津隈区ですね、これに対してどういうような働きをしておるのか、また、ふれあいセンターから寒水川までの区間の用地交渉について、これもまた土地改良区、地元とどのような話し合いをなされておるのか、当然県道昇格になった時点でですね、私の推測ですけれども、用地問題については地元が先頭に立って努力をするということで、県道昇格の認定がおりておるんじゃなかろうかというふうに私は認識をしているわけです。ですから、この問題の一日も早い解決のために、現状として土地改良区、あるいは地元、こういうものに対してどのような働きかけをなされておるのかということを2点目にお伺いいたします。 8 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 9 ◯町長(末安伸之君)  2回目の御質問にお答えします。1項目と2項目あわせて2回目の御質問をいただいておりますので、あわせて御回答差し上げます。  率直に申し上げまして、県のほうも交渉の糸口が見えないということでありました。交渉をお願いしても交渉すらできないという状況の中で、町のほうとしてどのような対応をすべきかということで県とも協議を重ねてきたところであります。  結果として私も地権者の方にお会いして、1人の方は数年前からお会いして、いろいろお話をさせていただいております。幸いに、町に対しての不信感は抱いておられませんので、むしろ、その方はもう毎週、一、二回は庁舎のほうに見えて、その問題解決に向けて御相談に、職員、それで建設課も先日、土地改良区も交えて御相談に応じています。その意味では非常に、当初はかたくなな姿勢を貫かれておりましたけれども、幾度となくお会いする中で、むしろ、町のほうにその問題解決に向けて協力をしてくれないかというか、努力をしてくれないかということも申されましたので、みやき町長名でその問題になっている土地改良区との未解決問題について土地改良区に対して依頼をして、それから土地改良区としても検討を加え始められているところでございます。  しかしながら、問題解決は浅くありません。引き続き町が──町が今のところ、県と土地改良区と地権者の方の仲介という形で入っておりますので、特に土地改良区との協力が不可欠でありますから、土地改良区とその解決策について最終的な協議をして、対地権者に対して誠意ある対応をしていかなければならないと考えております。  もう1つの場所、2点目の区間につきましては、9月議会直前にやっとお会いすることができました。それまでは非常にもう長年の問題で、非常に無理だろうと言われて、聞いておりましたけれども、直接お会いすることができて、そのときには県に対する強い不信感、土地改良区に対する県営圃場整備事業のときの換地処分も含め、水利権等含めて、非常に根が深い問題を抱えておられまして、そのことが交渉の糸口をなかなか見出せなかったということです。  この問題を解決しないと交渉には応じないということでありましたので、早速、県のほうにその問題解決に向けて文書を持っていき、協力依頼をしましたら、県の問題解決に向けてはもう工事に入るように準備を進めていただいております。そのことも逐次文書を持って地権者の方に報告をさせていただいておりますし、庁舎のほうにも来ていただくようになりまして、町に対しての信頼は少しずつ高まってきているのではないかなと思っております。  それと、県のほうはもうほぼ問題解決できますけれども、もう1つが県営圃場整備時点の水利権の問題等で、このことは、やはり土地改良区のほうに協力をいただかなければなりません。よって、土地改良区の事務局職員とも現地を踏査して、その問題解決に向けて検討を加えていただいているところでありますが、土地改良区事務所、また、役員さんの問題だけじゃなくて、当該地区の当時の役員さん含めて当該地区の御理解がないと、この土地改良区問題も解決しないではないかということで、ぜひとも当該地区土地改良区の組合員さん方の御理解がまずは必要であります。  そのことで、まず、1人については先日、県と土地改良区と町と地権者の方、4者で話し合いをして、ある程度問題の対応についてが、できるできないは別としても、問題点が明確になりましたので、その対応策について協議を進めていきたいと思っています。  もう1つについては、先ほど申し上げたように、まずは当該地区の方々の御理解をぜひいただかないと、次の交渉のステップには入れないという状況でございますので、町営の事業じゃありませんけれども、本来は主に県が交渉しなきゃなりませんけれども、今、県営事業がほとんどもう町が請け負うみたいな形で交渉を進めておりますし、むしろ、町が交渉に臨むことで、地域の方や議会、区長さんのお力もいただきながらスムーズにいった例もありますので、引き続き町のほうでこの問題解決に向けて努力をしていきたいと考えております。  以上です。 10 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 11 ◯12番(松信彰文君)  今の町長の答弁をお聞きしていますと、努力はされていると。努力はしているんだけれども、状況としては牟田議員の3月の一般質問時点より、そう進捗はしていないなという印象を受けました。  私が町長にお願いしたいのは、この2カ所の問題について優先順位をつけたらどうだということを私は御提案したいと思っております。  まず、又座入と上九丁分橋ですね、この問題につきましては、道路敷地用メーターとしては50メーターというようなことで、私も上峰町のほうへ、上九丁分橋のほうへ回って、向こうのほうからこっちのほうを眺めてみたわけです。そしたら、工事用の土とかなんとかがもうぎりぎりいっぱいまで置いてあるわけですね。ですから、田んぼの幅というのは、私が見た範囲では10メーターか15メーター、20メーターぐらいの幅で、その中に田んぼがあるわけですよ。だから、上峰の九丁分橋からみやき町側にも泥を置いてあるし、又座入のほうから上九丁分のほうにも泥が置いてあるわけですね。その間がもう20メーター程度しかないんですよ。ですから、この問題で難航しているんだなということで、私も用地問題の難しさを感じたわけであるわけですけれども。  私が町長にお願いしたいのは、まず、又座入の、いわゆる中津隈の上九丁分橋に接続するほうの方が役場にちょこちょこ出てきておられるということでしょうから、私は、心のどこかには町に対してSOSの発信をされているんじゃないかと。そしてまた、その方のお父さんは北茂安の町議会議員もされましたし、弟さんは北茂安町役場の職員でもあったわけですね。  先日、私は中津隈の区長と話をして、「おんじさん、いざとなったら出てきてくれんばでけんばい。おんじさんが言うことなら聞きなっくさい」ということで、「うん、おいもそのつもりはしとっくさい」と。「おんじさん、中津隈がいつまってんこいじゃおかしかろうもん。上峰から笑われよっばい」と言うたら、「おいもわかっとっ」ということで区長さんがおっしゃっていただいておりました。  ですから町長、まず、中津隈の1,300平米の道路用地としての50メーター、これを第一関門としておどす──おどすちゃいかんですけれども、解決をしていくと。そして、ふれあい広場から寒水川までは、23年度が右岸側の架橋の工事、24年度が左岸側の工事、25年度が上部工ということの御説明をいただきましたので、こちらのほうは腹を据えてじっくりと問題解決に向かって対処をしていくということで、優先順位をつけて、そして区切って、1つずつ解決をしていくんだというようなことを中島建設課長にもお願いしておきます。  これが県道昇格に認定したということは、地元も精いっぱいの努力をしますということで県の認可申請を、許可を私は申請しているだろうというふうに思うわけです。ですから、これはもう3回目の質問ですから答弁せんでよかですよ。もう3回目ですから。──ああ、3回目、答弁してもらわるっか。じゃあ、後でお願いしますけれども、優先順位をつけて、中津隈のほうをまずお願いすると。そして、ふれあい広場から寒水川についてはまだ上部工が残っておるわけですから、そこは25年度までは通れないわけですから。早く解決したことにこしたことはないわけですけれども、そういう優先順位をつけて、そして、一つ二つと解決をして、竣工時期は平成何年ですよということの区切りをひとつつけていただかないと、ね。もう解決しないと、ほかに用地提供をしていただいた農家の方々から、いかにおとなしい旧北茂安の住民の方であっても堪忍袋の緒が切れると、こういう状態になっていくわけです。ですから、その点1つ提案をさせていただきましたけれども、その点についての御答弁があればお願いを申し上げます。手短にいいですよ、時間がないですから。 12 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 13 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  牟田議員の御質問後、進んでいない、目に見えては進んでおりませんけど、一歩も二歩も前進したことは事実です。何十年ということで本人にお会いできなかったことで、お会いできて問題点が明らかになったこと、それと、もう1人の地権者は毎週、週に一、二回ぐらいお越しいただいて、いろいろ問題解決に向けて御相談、お互い相談して、一緒になって地権者の立場として私も職員も動いておりますので、その信頼をいただいたということは大きな前進であろうかと思っております。  優先順位については、物理的に申し上げて、今おっしゃるように中津隈又座入地区と上峰町の九丁分橋の接続等もありますので、そちらのほうが優先だろうと思いますが、どちらも優先ということで、どちらかというと、今、松信議員がおっしゃった中津隈又座入地区のほうを優先的に交渉していきたいと考えております。  何度でも言いますけど、問題点はもう明らかです。本人の所有地の中に土地改良区の導水管と用水管が布設してありますので、その問題を解決しないと、地権者のほうも、あと建築もできないし、本人所有のところに布設してありますが、地役権設定とか、もう権利設定もされておりませんし、そういう問題が、本人の財産にかかわる問題がありますので、これは土地改良区のほうが責任持って対応していただかないと解決の糸口は見えないというふうに感じております。  2番目に、もう1つの西尾区保健センターのほうも同じごとく、それと県道江口東尾線東尾交差点から江口地区内、これについての歩道が未整備なところがあります。同じ地権者でございますので、この問題もあわせて、今、御相談をしているところでありますが、県との問題はもう問題解決の見通しが立ちました。今、工事を発注していますので。もう1つが、さっき申し上げた土地改良区との水利権等の問題、これを解決していただかないと、幾ら町が努力したって、県が努力しても無理でありますので、このことについてはぜひとも地元校区の組合員さん、土地改良区の皆さんの絶大なる御協力と御理解をお願いするよう努力をしていきたいと思います。  以上です。 14 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 15 ◯12番(松信彰文君)  次に行く前に、中津隈の区長にもお話を通していただいておったほうがよろしいかと存じます。  それじゃ、2点目に参ります。町内の南北縦断道路について御質問申し上げます。  まず、1)(仮称)町道中原西島線──今議会の町長の一般行政報告では中原三根線となっております──の調査測量事業進捗状況と今後の事業の進め方についてお伺いいたします。  本年3月議会当初予算において、この新設町道の測量調査委託事業費が計上、可決され、いよいよ平成26年度までの5年間に及ぶ町内南北縦断大型町道が建設に着手されます。そこでこの問題につきまして、以下の4点につき御質問を申し上げます。  この委託事業の始期と終期の時期及び落札業者の住所、氏名、これをお知らせ願います。  2番、この委託事業終了後の建設工事計画の概要、5年間ですね、これについて概要をお願い申し上げます。  3番、この計画道路の起点・終点と総延長及び道路幅員、車道幅、歩道幅について、どうなっておるかお伺いを申し上げます。  4番、当初、この委託事業費は39,600千円と伺っておりましたが、その後、41,800千円と2,200千円アップしたと伺っております。その理由と決定手続について、お知らせをお願い申し上げます。  次に、2)町道丸山線の基本的考え方と位置づけ・整備について御質問申し上げます。  町長は、さきの3月議会の一般行政報告の中で、南北縦断町道の調査測量委託費の予算計上について、合併以来、念願となっておりました本町を縦断する南北の道路整備事業について、交流の軸となる広域交通網整備として、基幹林道である九千部山横断線を核とした既設林道等の効率的な道路網を構築すると力強く表明されております。  そこで、私がここで申し上げたいのは、町長の基本的考えの中にこの町道丸山線を北の玄関口として加えていただき、きっちりとした位置づけをしていただきたいということでございます。  町長はさきの9月議会で、この問題に対する私の質問に対する答弁で、現時点での全体予想工事費を約10億円と想定し、費用対効果の面からの困難性を表明されました。しかし、私はこの町道丸山線を、福岡都市圏に直結する唯一の道路として、この道路の将来性と機能性を町長に考えていただきたいと思います。  幸いにも、この1,461メーターの丸山線は、平成19年3月に町道認定済みであります。1本の町道として、起点・終点部分の若干の整備工事、手直し工事や数カ所の道路整備工事及び離合場所の確保、さらには終点部分周辺──福岡県側でございますけれども──への数カ所の道路標示、案内板設置等を、将来をにらんだ呼び水工事として実施すべきだと考えます。年度計画を立て数年間実施していけば、この道路の持つ潜在能力により、驚くほどの経済効果、道路としての効果を示してくれるものと確信をしております。周辺には、九州自然遊歩道の入り口もあり、手つかずの豊かな森、清流があります。また、中原校区の歴史的文化遺産も散在しているところでございます。さらには、福岡県側の自然を生かした地域整備も進んでいます。  本町山間部の自然と環境を守りながら、この町道丸山線を基幹林道九千部横断線や県道早良中原停車場線としっかり連結をして、人の流れを町内に呼び込み、本町の活性化に資することは時代の要請であると私は考えております。10年後、20年後の次世代に夢と希望をつないでいくことも、今を生きる私どもの責務の一つではなかろうかと考えます。この件についての町長のお考えを再度お伺い申し上げます。  以上です。 16 ◯議長(宮原宏典君)  中島建設課長。 17 ◯建設課長(中島 識君)  まず、松信議員の質問にお答えします。  まず、町内の南北縦断道路、いわゆる(仮称)中原三根線の状況でございます。  町内を南北に縦断する道路、いわゆる(仮称)中原三根線につきましては、国道34号中原東交差点南の旧国道より板部交差点を経由して西島交差点までの区間、約5,600メートルであります。板部交差点から西島交差点までは、平成22年度より国の補助事業である道整備交付金の採択を受けております。板部交差点から田島入り口までの区間については測量設計の業務委託を行い、現在、作業を進めているところでございます。来年度からは用地買収を行い、平成26年度までの5カ年事業として取り組んでいきたいと思います。  また、田島入り口から西島交差点区間の改良工事は既に済んでおりますけれども、この部分につきましては路面が悪く、沿線からの振動などにより苦情もありますので、国への追加要望が認められております。今回12月の補正予算で、舗装用補修工事31,000千円を計上させていただいており、議決後は速やかに工事を発注したいと考えております。また、板部交差点から旧国道までのルート選定作業は終わり、今後、事業に向けて検討をしていきたいと考えております。  次に、委託業務の関係でございまして、御質問の中での業者名などについて申し上げます。  まず、これにつきましては、現在の町道名で発注をしております。まず、町道板部江口線、これにつきましては株式会社タイヨウ設計ということで、みやき営業所さんでございます。期間としましては22年11月26日から23年の3月22日、それから町道舞郷荒巻線、これにつきましては佐賀市の業者がとっております。大成ジオテック株式会社佐賀営業所、期間といたしましては平成22年11月24日から23年3月22日、それから原古賀田島線、これは北茂安工区の分でございます。佐賀市の業者で九州技術開発株式会社、業務期間が22年11月26日から3月22日、また、同じく原古賀田島線で三根工区の分でございますけれども、これが佐賀の業者ということで、国際技術コンサルタントみやき営業所ということでございます。業務期間としましては22年11月26日から3月22日、それから、先ほど申し上げましたけれども、板部交差点から旧国道、いわゆる県道から以北の分につきましては株式会社有明エンジニアリング、これは鳥栖市にございますけれども、この分が10月20日程度で終了しております。  一応これにつきましては、今後、3月ということでございますので、この分につきましては、当然これから先、重要な部分でございますので、先ほど申し上げました、来年度からは用地交渉に入るということでございます。そういうことで、私たちも腹に据えて一生懸命用地交渉に当たるつもりでございます。  以上でございます。(発言する者あり)はい、わかりました。  計画どおりの起点・終点、総延長、幅員ということでございます。  (仮称)中原三根線の起点といたしましては、先ほど申し上げました県道中原鳥栖線の旧国道から県道板部交差点を経由いたしまして、国道264号の西島交差点までの区間でありまして、総延長として5,600メーター、車道幅員として6メーター、歩道幅員──片側でございますけれども、2.5メーターを計画しております。  なお、地域再生計画の道路整備交付金事業対象は、板部交差点から西島交差点までの区間4,000メーターでありますけれども、この板部交差点以北についても、今後、事業実施に向け、条件整備などに努めていきたいと思っております。  それから、4番目の事業費の増額の理由の手続と、どういうふうになっているかということでございます。これにつきましては、まちづくり整備事業の中で委託料が56,800千円、当初予算で組んでおります。そういう中で、先ほど申し上げました板部交差点田島入り口、この分の測量設計委託が39,600千円、それから、板部交差点から以北分のルートの選定作業費が2,200千円ということで、当初から計上させていただいておりますので、56,800千円のうちに41,800千円がこの中原三根線分の予算が当初から計上していた次第でございます。  以上でございます。 18 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員
    19 ◯12番(松信彰文君)  落札業者ですね、これについては数が多かったもんで、後でまた整理をしていただけたらと思います。  それで、4番目の39,600千円の委託事業費ですね。これは、町長が3月の一般行政報告の中で、39,600千円で委託費を出したと。その中に、当初予算では56,800千円と載っておりますけれども、このうちの39,600千円をこの町道中原三根線の調査設計委託料、いわゆる事業費として発注をしましたと、一般行政報告の中で町長は述べられているわけですよ。  それで、3月議会でしたから、この分については産業建設委員会に分割付託をされたわけですね。その中でも私は、そういうふうに町長の一般行政報告で39,600千円ということで表明があったもんですから、私は39,600千円であるというふうに認識をしておったわけですよ。そして、それを今回、原稿を書くに当たって、39,600千円でよかったかなということで事務局長に建設課に確認をとってもらったら、41,800千円になっておるですよということで、私自身、あらっと思ったわけですよ。  町長が、この関連の予算は当初予算で39,600千円計上しておりますと行政報告で言うなら、39,600千円が本当でしょうもん。町長のところと課長のところと金額が違うわけですか。その点をね、何で私がこげん、このことについてやかましゅう言うかというと、予算というものは厳正に計上して執行していかなきゃいけないわけですよ。56,800千円当初予算に上げとって、そして、39,600千円ということで残りがあるわけですね。それを勝手に流用するというようなことがあっては、これはいけないわけでしょう、予算執行上。町長が39,600千円ということで言明しているわけですから。  ですから、私は今後、予算の計上というのがもしこういう形で流用されたらいかんなということで、あえてここで聞いたわけです。その点について、概略については大体わかりました。この点について、39,600千円が41,800千円で2,200千円アップしておったと、この点について建設課長のもう1回の答弁を求めます。 20 ◯議長(宮原宏典君)  中島建設課長。 21 ◯建設課長(中島 識君)  それでは、松信議員の質問にお答えします。  町長のほうから39,600千円ということで行政報告なされたということで、課長の言い分と、いわゆる考え方と違うんじゃないかということで言われております。この分につきましては、町長のほうも板部交差点から西島交差点までの間を考えられていたというふうに私は理解しておりますけれども、そういう点につきまして、打ち合わせを私のほうからその分よく協議していなかったということにつきましては非常に申しわけなく思っております。  しかし、最初1回目のほうに申し上げましたとおり、予算的には最初から41,800千円、いわゆる板部交差点から以北、旧国道までの間につきましては2,200千円の単独でお願いをしておるということは委員会の中でも話した、私も記憶ははっきり覚えております。(「私は記憶がない」と呼ぶ者あり)  そういうことで、記憶があるとかないとかいう、そういう問題を話してもあれですから、そういうことで今後十分に気をつけたいと思います。済みません。 22 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 23 ◯町長(末安伸之君)  町道丸山線の基本的な考え方と位置づけ・整備について御質問いただいておりますが、ことしの9月定例議会においても申し上げておりますが、国道385号線と県道早良中原停車場線とを東西結ぶ大変重要な道路であるということは今でも思っております。認定当時より、国道と県道を結ぶ重要な道路として、県道への昇格、バイパスとしての位置づけのもと、関係機関へ要請と要望を強く行ってまいりました。過去2回ほど交通量調査をしていただいておりますが、当時の調査では──記憶です──百数十台から多くて300台だったと思います。そのときに、交通量が県当局としては予測より少ないということで、費用対効果の観点から、県道昇格については大変現時点では困難であろうということでありました。  なお、その後、この丸山林道の県道昇格を要請したのは、385号から、福岡県から来て、その迂回路として通行されておりました。当時の385号というのは、今みたいに東脊振トンネルが整備されていませんでしたので、非常に狭い、そしてまた急斜面の非常に蛇行した道路で、危険性がある、たびたび通行どめがなされていた関係で、この丸山林道を利用して福岡と佐賀を通行されておりました。その後、東脊振トンネルが整備されて、当時よりか交通量も若干減っているようでございます。そういう中で、県道昇格については現時点ではさらに困難であろうと。  しかしながら、町道としては町民の方も利用されておりますし、その整備をすることの必要性は感じております。大型車両も離合できるように整備すると、試算として用地費抜きで、工事費だけで760,000千円かかるという見込みをしましたので、現時点でのみやき町としての優先順位はかなり低いものであろうということと、費用対効果の面からいくと、760,000千円かけて今の交通量に対しての効果というのは非常に少ないという判断から、全線整備については計画に至っておりません。  しかしながら、議員がおっしゃるように、北のみやき町の玄関口として何らかの整備はする必要があると思いますので、今後とも離合箇所、または標識等については検討を加えていきたいと考えております。  以上でございます。 24 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 25 ◯12番(松信彰文君)  ちょっと中島建設課長にね、2,200千円のことで物申しましたけれども、こういうことがはっきりしとかんと、予算の流用とかなんかと間違えられたりするようなことがあってはならないと。また、こういうふうなやり方を役場の職員さんが覚えたり、もし違う方向でやり方を覚えたりすると、とんでもない結果になるということを肝に銘じて、お互いが厳正に対処していきたいということで申し上げました。  丸山線については、町長、私は県道に昇格せろとか、大型ダンプが通るような道をつくれとか言っておるんじゃないんですよ。あの丸山線は、山の南側の斜面に道路がありまして、非常に日当たりもいいし、水はけもいいわけですね。そして、私がこの間、あそこの取りつけ口から南畑ダムまでちょっと行ってみたんですよ。時間は10分、南畑ダムの入り口のところまでですね。距離で7キロです。ですから、那珂川町の役場まではそれから15分か20分ぐらいあれば、当然行くでしょうからですね、25分から30分まで那珂川町まで行けますよと。その先はもう福岡市南区までは1キロ、2キロの差ですからですね、それぐらいの時間で福岡の南区あたりまで行けますということで、私がお願いしているのはですね、町長、道路標識板を立ててやると、ああ、この道はあっちの道にほげているんだなと、通じているんだなということをドライバーがわかれば、どんどん入ってきていただけるわけですよ。今の状態では、この道路がどこでふさがっているのか、どこで幅員が狭小になっているのかというようなことを不安視された場合には、もう当然、ドライバーの方は入ってこられないということでございますので、看板を数カ所設置していただいて、福岡県側の終点側ですね、あの辺にちょっと手を施していただいて、そして様子を見ていただいて、道路の拡幅、あるいは離合場所の設定、そういうものを四、五年の間に少しずつ少しずつやっていただければ、RKBが風の神様を取材に来たように、向こうからおいでになる方も私はふえていくというふうに思うわけです。ですから、申し上げた次第でございます。  それともう1つは、町長も今おっしゃいましたように、385号が今、湛水地域を通って東脊振トンネルに行っているわけですね。丸山線の入り口から向こう、こちらのほうに取りつけ道路に入ってきて丸山線に入ってくる道路は、もう吉野ヶ里に行くほうは2トン車は通行禁止になっているわけですよ。ですから、接続して入ってくる道路をきっちりと確保しておくためには、みやき町として丸山道路の福岡県側に手を入れて、私どもはこの道路を大事にしておりますよという意思表示をしていただきたいなと思って質問をしたわけです。  折しもRKBで綾部神社の放送とかというものもあっておりますし、また、ひまわり園、それから寒水川の横の公園、鷹取山、そういうものは今後、みやき町の大きな財産になるんではないかということから御質問を申し上げたわけです。答弁は要りません。先へ行きます。  3番の町営綾部住宅の今後の基本的整備方針についてお伺いを申し上げます。この問題につきましては、本年3月定例会以降、4回目の質問でございます。  まず、さきの9月議会においてお願いしておりました、現状での住宅管理の問題点4点についてお伺いをいたします。  緩やかな自治会組織づくりと集会室の確保については、住宅管理人の設置と隣保班の組織づくり、集会室の確保については県住宅課との合い議をお願いしておりました。その結果をお願い申し上げます。  2番目として、児童公園廃止と無料駐車場の確保については、遊具の管理上の問題から遊具を撤廃したらどうかと、そして、そこを空きスペースを確保していただきたい。そして、北の広場と遊具撤去後のスペースの中で車両関係の無料駐車場を設置できないかということをお伺いしておりました。  3番目に、保証人3年期限2人制を3年期限1人制へ変更するという御答弁でございましたので、その後の事務手続の進捗度合いについてお伺いを申し上げます。  4番目の生活排水処理問題については、中原校区の公共下水道第3次処理区域、これは平成31年度以降ということで下水道課長からお伺いしておりますけれども、これで対応していくのか、あるいは、さきの9月議会で事業部長がおっしゃったように、みやき町全体の住宅の再生のあり方を踏まえての総合的な対策をとらなければいけないのか、その結論は執行部内で出たのかどうか、この4点についてお伺いを申し上げます。  次に、4回に及びました町営綾部住宅についての一般質問の締めくくりとして、今後の抜本的な整備方針について御質問申し上げます。  さきの9月議会での事業部長の答弁にもありましたとおり、公営住宅法管理施行令第12条では、公営住宅の耐用年数を簡易木造平家建てで30年、簡易準耐火2階建てで45年と規定しております。これを綾部住宅に当てはめてみますと、簡易木造平家建て30戸につきましては、昭和47、48、49年の建設でありますので、本年度現在で既に8年、7年、6年の年数超過となっております。当然のことながら、来年、平成23年度になりますと、9年、8年、7年の年数超過となります。また、簡易準耐火2階建て28戸分につきましては、耐用年数が45年となっておりますので、47年建設分、3棟17戸については7年の残存期間、昭和48年分、11戸につきましては、8年の残存期間となっております。来年、平成23年になりますと、当然1年ずつ減って、6年と7年の残存期間となるわけでございます。  9月議会で最所事業部長が答弁の中で、今後、建てかえ及び用地変更等も含めて、みやき町全体の住宅の再生の中で検討しなければならない時期が来ていると述べられたところが、答弁が今となりますれば、ああ、もっともなことだったなと納得がいくわけでございます。  みやき町として早期の対応、対策が急務であります。執行部のお考えをお伺い申し上げます。  以上です。 26 ◯議長(宮原宏典君)  最所事業部長。 27 ◯事業部長(最所和美君)  おはようございます。事業部の最所でございます。それでは、12番松信議員の3項目めの町営綾部住宅の今後の基本的整備方針についてという御質問について御答弁申し上げます。  この件につきましては、先ほど松信議員のほうからもありましたように、3月の議会からるる質問をいただいているわけでございますが、この綾部団地につきましては、現在、13棟58戸を管理しているわけでございますが、建設は昭和の40年代、いわゆる47年から49年度までの間に建築され、合併前は改修工事等が行われておりませんでしたが、合併後におきまして、老朽化がひどく、年次計画で外壁の改修、それからガス管の入れかえ、水道管の埋設がえと、そういった工事を施してきたわけでございます。  しかし、まだトイレ、ふろ場改修等の問題もございます。また、駐車場確保の問題も調査を行った結果、仮に住宅内公園を廃止し、あわせて団地北側の空き地を利用しても全戸分の駐車場を確保することは困難な状況でございます。公園の廃止につきましては、団地内に子供さんの入居世帯もございます。また、築三十数年を経過し、申込者も減少しており、空き家状態も近年続いております。  したがいまして、山積いたします住宅問題の抜本的解決を図るため、次年度以降できるだけ早い時期に、みやき町町営住宅の再生マスタープランを作成したいと考えております。今後とも、適正な住宅管理運営等、よりよい住宅環境の整備を図ってまいりたいと考えておるところでございます。  ちなみに、北茂安校区に石貝団地がございますが、現在もう建てかえを行っておりますが、石貝団地につきましては昭和41年から47年までに建設されたもので、築17年から23年のものを、耐用年数30年でございますが、平成元年から平成7年度にかけて116戸建てかえを行っておるところでございます。  また、このみやき町内で住宅として古いのは、綾部団地はさることながら、天建寺団地も古い状況でございます。そういったことで、次年度以降できるだけ早い時期に住宅再生マスタープランを作成したいと考えているところでございます。  そこで、4点の御質問の件でございますが、まず、1点目の緩やかな自治体組織づくりと集会所の確保についてでございますが、まず、自治会組織づくりでございますが、この件につきましては、地区の区長さんに確認をしたところ、団地内で6班に分けて2カ月ごとに月番で班長さんがおられるということでございます。したがいまして、町からのいろいろな配布物、回覧物については、その6班の班長さんがなされているようでございますので、特にこの住宅については共用施設がございません。共用施設がある団地につきましては徴収金が出てまいりますが、ここはございませんので、今そういったことで班長さんがおられるようであれば、その方を管理人にお願いできないかというようなことで、区長さんと一応協議をいたしまして、今後そういったことで話を進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。  それから、集会所の確保につきましては、ことしの10月12日に県の住宅課と協議を行いまして、簡易耐火構造平家建てにつきましては耐用年数が30年ということで、耐用年数を経過しておりますので、用途廃止については九州地方整備局への報告は要らないと。ただ、県へは報告をしていただきたいというようなお話をいただいております。  そこで、9月の議会の中では新たな集会所の設置については考えておりませんということで答弁しておったわけでございますが、用途廃止後の集会所への活用につきましては、今後、入居者の意向を十分尊重したいと。したがって、現在の時点ではまだ用途廃止等も行っておりませんので、その結論までは出しておりません。  それから、児童公園の廃止と無料駐車場の確保でございますが、遊具の管理問題もさきの議会で言われておりました。この遊具につきましては、建設当時から設置されている遊具、私も現場を確認いたしましたが、ブランコとシーソーと鉄棒と3種類の遊具が備わっているわけでございますが、非常にひどいという御指摘もいただいておりましたので、塗装をいたしております。この遊具につきましては、毎年担当のほうで一応確認はいたしております。担当で確認できない場合には、専門の業者にでもお願いして、今後、点検をしなければならないというふうに思うわけでございますが、そういったことで塗装を施したところでございます。  それから、駐車場の確保でございますが、北側に空き地がございますが、ここが大体7台、それから、公園をつぶして駐車場にした場合には12台というようなことで、大体20台ばかり確保できるわけでございますが、車両の状況を見てみますと、37台ほど住宅内にとまっていたようでございます、夜行って確認したところ。来訪者の車も含まれているかと思いますが、そういったことで全戸のいわゆる確保は難しい状況でございます。  それから、保証人の問題点でございますが、この件につきましては12月1日に入居者選考委員会がありましたので、委員さんのほうに報告し、来年の1月1日を施行日として、現在、事務手続を進めているところでございます。  それから、排水処理問題でございますが、これは住宅再生のあり方を踏まえての総合的対策かということでございますが、この中原綾部団地につきましては、簑原の農集排の事業のときにそちらからの引き込みも検討されたようでございます。しかし、その場合には寒水川を横断するために、費用がかかり過ぎると。これは六ノ坪橋を横断させておりますが、これは横断だけで推進工法で45,000千円程度かかっております。そういったことで、その当時、農集排での取り込みをされなくて、いわゆる下水道事業で綾部住宅は全体計画の中に入っておるわけでございます。そういったことで、現在の計画状況でいきますと、いわゆる一番末端の地域でございますので、最終年度ぐらいになるということで答弁させていただいたところでございます。  そういったことで、いろいろ住宅についても山積しておる問題がございますので、まずはマスタープランを作成しなければ、今後の方針も決めかねるという状況でございますので、そういったことで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 28 ◯議長(宮原宏典君)  お諮りいたします。  質問途中でございますけれども、休憩をとりたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(宮原宏典君)  異議なしと認め、休憩をとりたいと思います。再開を10時55分といたしたいと思います。よろしくお願いします。                 午前10時38分 休憩                 午前10時55分 再開 30 ◯議長(宮原宏典君)  休憩中の本会議を再開いたします。  質問途中でございましたので、松信議員。 31 ◯12番(松信彰文君)  綾部住宅の日常の住宅管理の問題点については、今後とも現状を把握の上、精いっぱい努力をしていただくようにお願いを申し上げます。  私もあそこに友達ができましたので、ちょこちょことお伺いをして、本音のところをお伺いして事業部長にお伝えをすると、そういう役目に今後も徹していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それで、この問題につきましては簡易木造平家建て30戸についてが、もう既に8年から6年のタイムオーバーが、それから28戸分の2階建てにつきましては残存の期間が7年から8年ということで、15年の差があるわけですね。ですから、今後、綾部住宅をどうにかされるというのは、この2階建ての準耐火の残存期間、7年から8年、来年になりますと6年から7年ということですね。この期間が当然建てかえの時期のめどになってくるんではなかろうかというふうに私は思っております。につきましては、今後、綾部住宅の入居者の募集を停止するということですね。そして、おられる方には最高の手厚い配慮をしていただくということが大事ではなかろうかというふうに思っております。  平成21年の9月決算で、綾部住宅の住宅家賃の収納率は83.5%となっております。一番長い方で、これは非難するわけじゃありません、事実を申し上げるわけです。滞納月数上位5人さんで、名前はありませんけれども、Aの方は76カ月、Bの方が63カ月、Cの方が55カ月、D、Eの方が31カ月ということで、事業部長にお願いをしました保証人の3年期限2人制、これの3年期限の1人制への移行ということについては、綾部住宅の方々については余り恩恵がないのかなというふうに考えております。  それともう1つは、やはり収納状況が83.5%で最高の人が76カ月も滞納しておるなんていうことは、町の公営住宅の運営について問題があり過ぎるじゃないかと言わざるを得ないんじゃないですか。  それで私が申し上げたいのは、生活保護世帯が6世帯あると。65歳以上の単独高齢者が14人ぐらいおられるわけですね。だから、この方々に現状をよく調査をされて、生活保護なりなんなりの措置ができる方についてはそういう措置をして、南花園なりなんなりに事情をよく話をして移動をしてもらうということを抜本的に考えていかないことには、これはまさに─〔発言取消〕─でしょうもん。だから、そういうことを何か考えられたことはあるんですか。ですから、入居者募集の停止をまずして、そして残っておられる方に部屋をあけていただくため、あるいはきちっと生活をしていただくためにその立場になって、福祉事務所なり民生委員さん、町の福祉課あたりが一体になって、そしてこの方々を南花園とかなんとか、より近い町内のそういう施設に移ってもらえる方には事情を話して移ってもらうと、そして、空き部屋をこさえたところでマスタープランでしょうもん。何もせんどって役人はすぐ机の上のことばかい言うわけですね、マスタープラン。言葉は非常にかっこよかわけです。半年ばかいして聞いてみたら、うちは何でんしておりませんと、こういうのが大体のところなんですね。ですから、そういうところまで考えて、私は町長は職員は合併以来、1.5倍能力が増したとおっしゃったけれども、やる気、元気、熱気についてはどうも1.5倍ダウンしたんじゃないかと、職員に元気がないんじゃないかと、自分の問題としてとらえていないんじゃないかということを私は感じておるところでございます。  この点について事業部長、83.5%、それから76カ月、63カ月、55カ月、31カ月、どういうふうな日常管理をされておるのか、お考えをお伺いします。短くいいです。 32 ◯議長(宮原宏典君)  最所事業部長。 33 ◯事業部長(最所和美君)  松信議員の2回目の御質問でございますが、御指摘のように徴収率が非常に低いという状況でございます。入居者にはその滞納状況に応じて保証人への連絡、あるいは保証人への請求、そういった手続がございます。従前は結局滞納者について足を運んで夜間徴収をしてまいったわけでございますが、なかなか応じていただけないというような点もございまして、このように滞納がかさんできているわけでございますが、昨年度からいわゆる文書によって本人さんへ通知し、またそれでも納入がない場合には保証人さんから督促していただく、それでも納まらない場合は保証人へ請求、あるいは分納誓約書を提出していただくというふうなことで手続をすべて行っているわけでございます。  ただいまお話がありました綾部団地で一番滞納が長いのが76月と、この方については収入がないというふうなことで21年度から生活保護を受けられております。したがいまして、この方の家賃につきましては、真っすぐ生活保護費からこちらのほうに、本人さんに渡すんじゃなくて入るようになっております。あとの方についても納付誓約を入れていただいておりますが、実行していただいている方、していただけない方がございます。実行していただいている方でも、少しおくれぎみでも、やはり納入意識を持っていただいて納めていただいている方がございますので、納める能力があって納められないということであれば、手続をとりながら保証人への督促、あるいは請求、そういったものを進めてまいりたいと思っております。(「はい、わかりました」と呼ぶ者あり) 34 ◯議長(宮原宏典君)  いいですか。 35 ◯事業部長(最所和美君)続  もうよろしいですか。 36 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 37 ◯12番(松信彰文君)  幾ら長々話を聞いても、6年も5年も払われてない方がおられると、この人方は払えないかもしれないんですね。だから私が申し上げているように生活保護とか受けられておられる方がおられるなら、相談をして南花園は70名で56名、14名あきがあるじゃないですか。そういうところに移っていただくような措置を講じていただきたいということです。福祉関係と横の連携をとっていただきたいということです。そして、もう募集を停止して、家賃は安いわけですから、ここがいいと言われる方もおられるわけですから、今後建てかえについては六、七年の猶予期間がありますから、その間にじっくり調整をされて、おられる方は2階建てのほうに移っていただいて、おっていただいて、そして募集は停止をして、生活に困窮されている方は南花園に行かれりゃ朝から昼から晩から御飯はついておるわけですよ。そういうところでゆっくり生活をしていただくということで措置を講じていただくように、その人の立場になった住宅の日常管理をお願いいたします。そして、マスタープランの作成をよろしくお願いしておきます。  以上です。  次、4点目のボローニャ・マックス(株)本社、久留米市長門石町、資本金10,000千円のパンの製造工場直売店の誘致計画の現状と見通しについて質問申し上げます。  この問題につきまして、私はさきの9月議会で行政財産と普通財産の取り扱い、地元近隣対策、公害対策、交通安全対策について質問させていただいたところでございます。  9月議会以降のこの誘致計画についてどのような進捗があったのか、さらに操業開始に至る今後の見通しについて、お伺いを申し上げます。  次に、この誘致計画の予定用地の問題でございます。石貝団地区町有地870坪についてお伺いを申し上げます。  この予定用地870坪のうち700坪については、坪単価52千円で予定売却金額36,400千円の執行部説明をいただいております。この700坪の売却予定分については、老婆心かもしれませんが、1、他用途への転用禁止、2、分割、転売等の禁止、3、買い戻し特約期間の設置等々の売買契約締結時には、等々に十分万全を期していただくように担当課長にお願いをしておきます。  また、残りの170坪については、当面有償貸し付けをするとのことでありますが、この有償貸し付けの内容及び期間、さらにはその後の取り扱いについて、執行部としてどのように計画、考慮をされておるのか、お伺いを申し上げます。  以上です。 38 ◯議長(宮原宏典君)  森企画課長。 39 ◯企画課長(森 幸司君)
     御質問の今回進出を計画されておりますボローニャ・マックス石貝団地店の店舗兼製造施設のその後の状況でありますけど、現在は新社屋の設計業務に入られております。現地調査、電気、機械設備の検討も今終えられて、実設計図面の作成段階だと聞いております。それと並行しまして、建築確認申請のための事前の鳥栖土木事務所との協議が今現在行われております。  特に地元の一部の中で不安を抱かれておりました臭気、騒音、排水につきましては、万全の対策を考慮して、実設計の中に反映されております。近々、店舗兼製造施設の計画書等ができ上がり次第、地元説明会を開催したいと考えております。  会社の今後の事業計画としましては、来年度上期には完成というふうなところで今現在計画を進められております。  次に、700坪の他用途への転用禁止、また分割転売の禁止、買い戻し特約期間の設置ということですけれども、これについては、ほかの進出企業でも同じでありますけど、土地の売買契約書の中でその条項をうたっております。まずは他用途への転用禁止としましては、その状況の中で指定用途といたしまして、事業計画に基づく用途には供してはならないと。また分割、転売の禁止につきましては、所有権移転の禁止、または売買物件を10年間、所有権移転をしてはならない。また、買い戻しの特約の期間ですけれども、これも最長の10年間の買い戻し特約を設定するようにいたしております。  また、その後の残りの残地の170坪ですけれども、これについての期間としては5年程度を見込みまして、それについては有償で貸し付けを行いまして、その後、買い取ってもらうようなことで今現在協議を行っております。その利用については、会社の駐車場として、そのようなことで今現在協議を行っているところであります。  以上です。 40 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 41 ◯12番(松信彰文君)  本年2月に議員に再びさせていただいてから、コメリ、それからボローニャ・マックス、こういう2つの企業が町内に立地をしていただけるということで、末安町長の御苦労も並大抵ではなかったろうということで、感謝申し上げる次第であります。  私はなぜこういうことを聞くかといいますと、北茂安町時代に関西ペイント、それから武井電機というようなところへの企業誘致で、町有地の売却ということを経験してきたわけですね。それで2社とも最後どうろこうろというようなことで、関西ペイントについては分割転売と、武井電機については10年間の買い戻し特約期間の経過によって、町からその土地が離れてしまって、現在売りに出されておるというような経験をしてきておるわけですね。ですから、今後、みやき町においてはこういうことが絶対にないように、ぜひしていただいて、雇用の問題、町の活性化のために努力をいただきたいということを切にお願いをしておきます。  170坪については、当面有償貸し付けをするということで、幾らでお貸しになるのか。それでお貸しになった後、どのくらい──5年と言われたですかね、森課長、5年で売却するということでよろしいですか。──ちょっと議長、時計をとめてください。 42 ◯議長(宮原宏典君)  まだまだ質問の途中でございますので。 43 ◯12番(松信彰文君)続  5年ということでよろしいんですか、有償貸し付けの用地。 44 ◯議長(宮原宏典君)  質問を続けてください。 45 ◯12番(松信彰文君)続  それと、有償貸し付けが終わった段階で、その売却金額は当初の坪52千円、これでよいものかどうか、お伺いを申し上げます。(「答弁」と呼ぶ者あり) 46 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 47 ◯町長(末安伸之君)  まだ協議中でありますので確定はしておりません。貸借の期間とか金額とか、5年で買い戻すということは確定いたしておりません。ちょっと答弁が確定したかのように誤解を与える答弁もありましたけど、確定はいたしておりません。それらについて、まずは地元の説明会を来年早々に、来年1月中旬ぐらいを目途に今設計、特にさっき申し上げた環境問題の負荷影響について万全の対策を講じることを条件にしておりましたので、7月から約四、五カ月間、その対策、対応について実施設計の中で反映をさせていただき、ようやく説明会ができるような運びになりました。そこを説明会でスムーズに行きましたら、最終的な土地売買の契約、その中で残地についての取り扱い等の最終協議をしていかなければならないと思っておりますので、現段階では一つの考え方を申し上げておりますので、まだ契約に至っておりませんので、契約直前には改めて全員協議会等で御報告して協議をさせていただきたいと考えております。  以上です。 48 ◯議長(宮原宏典君)  松信議員。 49 ◯12番(松信彰文君)  じゃ、その節は全員協議会で詳細について御説明をいただくということでお願いをしておきます。  最後になりますけれども、これは下水道課長から資料を見せていただいたんですけれども、国立社会保障・人口問題研究所、これによりますと平成42年、20年後ですね、みやき町は人口減の見込みが大体6,000人ということで、今人口が大体2万6,000人程度おりますけれども、2万人ぐらいに減っているだろうという推測が出ております。活性化のためには、町長、小まめな企業誘致と企画課ともどもに頑張っていただいて、将来の人口減、みやき町が衰退していくことのないように、ひとつ企業誘致、今後も進めていただきたいと思います。小まめな活動をお願いしておきます。  以上で私の質問を終わります。 50 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 51 ◯町長(末安伸之君)  御指摘のとおり、大きな魚を目標にすることも大切ですけれども、小さい魚を数多く目標にして、例え方が悪いんですけれども、やはり企業さんを小まめに今誘致活動を続けております。議会終了後、直ちにまた佐賀のほうに責任者、社長とお会いして、みやき町への誘致活動を続けてまいりますし、また幾つかそういう問い合わせは正直いって余りありません。逆にこちらから出かけていって、さまざまな情報収集とか、そのようなことを続けていく中で、幾つか情報が入りましたので、今緊急雇用で企業リサーチということで調査をする担当の方を市役所OBの方を配置しておりますが、この方が多方面にわたって情報収集していただく中で、幾つかその成果が見えてまいりましたので、早速議会終了後、また営業活動に参りたいと思っていますので、今後とも積極的に雇用の場の創出、そして少なからずも人口増につながるような施策とあわせて努力を期していきたいと思います。  以上です。 52 ◯議長(宮原宏典君)  以上をもちまして通告第11号、12番松信彰文議員一般質問を終わります。  通告第12号、13番牛島重憲議員の一般質問を許可いたします。牛島議員。 53 ◯13番(牛島重憲君)  皆さんお疲れさまです。議席番号13番、牛島重憲です。私もさきに通告いたしておりましたとおり、1つ、みやき庁舎の一部貸し付けについて、2つ目に、小学生の英語教育の導入への考え方についてを一般質問することにいたしております。  今回の質問事項は、さきの全員協議会において報告として説明を受け、幾つかの疑問点について質問を重ねてまいりました。また、今議会においても2名の議員の方々が同じ内容について質問がなされましたので、私は参考にしながら意見、提言を申し述べたいと思っております。  私は本会議での質問は前回に続いてになるわけですけれども、平成16年8月に旧北茂安町議会における三養基郡中原町、同郡北茂安町及び同郡三根町の廃置分合について、廃置分合に伴う財産処分に関する協議、また経過措置、議員定数の4議案の協議過程及び議決に至るまでの論議の内容が、今回のみやき町庁舎の一部貸し付けについて大きくかかわり合っていると考え、一部の発言者の同意を得ながら議事録から拾い上げることにいたしております。  当時の3町合併の4議案が議会の賛成多数をもって議決された経緯を踏まえることは、あながち無駄だとは考えておりません。逆に今後のみやき町の発展を推し進める上で必要だと確信をいたしております。当時の状況を取りまぜた内容を紹介しながら述べる質問であることを皆さんの御理解も得ておきたいというふうに思っております。皆さんの御理解が得られれば幸いだと思っておりますので、冒頭に申し上げ、お願いをいたしておきたいと思います。  1つ、みやき庁舎の一部貸し付けを行う必要性と実施の法的根拠は何かを質問いたします。  町長はさきの全員協議会において水道企業団一部組合議会の協議の内容について、この件は3年前に取りざたされ、私のほうから待ってくれと申し上げていましたと報告されました。いぶかしく変に感じたのは、3年間の間に町議会には何ら報告がなされなかったのはなぜなのか、佐水企192号、平成21年7月2日付でみやき町北茂安庁舎の一部借り入れについてを、企業団三養基営業所の庁舎が建設後23年の経過している、老朽化しているのでという理由で借用についてを協議させてほしいと申し入れがあったということであります。そのことが3月29日に報告がなされました。北茂安庁舎に東部水道企業団との賃貸契約締結案をどのような理由で公表されているのか。何らかの考え、別の考え方があるのかないのか、お尋ねをしておきたいと思います。  地方自治法第238条の4による行政財産の管理及び処分の項、地方自治法施行令第169条の3の法的根拠については、古賀通議員によるやりとりの中で、上級官庁にお伺いする旨の見解が町長のほうから述べられております。政令には行政財産貸し付けの場合、現に使用され、または使用されることが確実であると見込まれる部分以外の部分である場合とするというふうに書かれております。この法令解釈は適用者の裁量権の中とあります。イエス、ノーでも間違いではないと、過日、私は県の法解釈について紹介をいたしていましたが、そのような見解の内容でした。改めて実施に向けた法的根拠について回答を求めます。  建物使用に関する協議確認書案、契約期間の第3条の中に、平成48年3月31日まで25年間とありますが、私も法律の専門家ではありませんが、民法第604条に賃貸借存続期間は20年を超えることはできないとあります。民法適用はされないのかどうかわかりませんが、その間にその他の法令に長期賃貸借が可能な法的根拠が存在するとするなら教えていただきたい。建物自体が既に22年を経過し、これから25年、合わせて45年経た建物を賃貸借することが東部水道企業団としてどのようなメリットを考えのもとで対処されているのか、協議の重要なポイントだったろうと推察されますので、明らかにしていただきたい。契約時期第7条は、みやき庁舎は平成22年12月末日とあります。自治法の施行令──先ほど申し上げました施行令第169条の3項にある事業の遂行に関し、現に使用されているところを契約の時期として明記することはいかがなものだろうかと解しますので、その辺の回答がありますれば御回答いただきたい。  賃貸借開始期間が23年での上記の適切な時期とするとあるが、契約時期と賃貸借開始時期についてのどのような相違があるのか、見解を求めたいと思います。  駐車場第5条では、公用車のみ有料とされているが、集中アクションプログラムでは総務課において職員駐車の有料化を検討中とされております。職員に対し、公有地を駐車場として無償で使用させています。公有地を特定個人に専用的に使用させる場合は特段の事由がある場合を除き有償とするのが原則ではないでしょうか。地方公務員法では雇用主の責務として規定があるが、無償提供までは想定されていないと解釈いたしますが、雇用主としての町長の御判断をお伺いしたいというふうに思います。ましてや、企業職員の無料化は熟慮すべき事柄だと考えますので、あわせて御回答いただきたい。  みやき町庁舎一部賃貸借の実施が進められているが、集中アクションプログラム取り組みの基本的な考え方及び主な内容についてお尋ねいたします。  さきの議会でも質問いたしましたけれども、そのことについては、後ほどまた町長の見解をお願いいたしますが、公共施設の管理運営の見直し、組織の見直しについて見直すべきではないのか、この件については議会において過去数回にわたって強く求めていますが、検討内容も明らかにしていただけないが、執行部は検討中の事項は住民サービスの低下につながり、できれば実施しない方向で対処したいと回答されております。庁舎の賃貸借を履行するによって、集中アクションプログラムの中の第26番北茂安庁舎管理の問題、76番の中原庁舎管理の問題、260番の中原公民館の見直しなどは検討中の枠内となっておりますが、検討内容をこの際に明示しながら進めるべきではないかというのが私の意見であります。機構改革検討委員会、調査あり方及びグループ制に関する報告、資料ナンバー2の6番の内容は、全員に配付されておりますが、検討会の報告は幹事会独断の内容であり、あずかり知らないことだとの趣旨の考え方を明言されております。資料は撤回するのか廃棄することでの考えでいいのか、改めてお聞きいたします。御回答をよろしくお願いします。  公共施設の管理運営の見直しを行うことで、中期的展望に立つみやき町の適正規模の行財政体質の確立を目指すとアクションプログラムの中に明示されています。26年度までに1,350,000千円の削減目標額、毎年度193,000千円ずつの削減計画の実績、目標額への到達状況などを知るために、これら行政財政の確立が確実に行われているか知る上でも、資料提出を求めてまいりましたけれども、資料なしとのことでした。改めてお尋ねいたします。19年度から25年度までの地方財政計画の変動に伴う、それらを考慮した内容資料を提示する考えがあるのかどうか御回答をいただきたい。  庁舎一部貸し付け、賃貸借による計画は、凍結、もしくは継続審議とする考えはないのか、これは16年8月27日の旧北茂安町議会におけるさまざまな意見が出されましたので、冒頭紹介いたしましたように、どのような論議が交わされたのか、北茂安校区の議員の方々は当時の議員で、すべてに参加されておりました。紹介する文の内容は議事録から参考として抜粋したものであります。合併協議会において、総務、企画、税務を配置した分庁方式をとって、合併協議会では42項目の審議が今進められている、その中で新町事務所の位置づけは本庁としながらも、実質的な機能は中原、三根にあると疑念を持たざるを得ない。また、判断材料が乏しく、説明不足である。議会、教育委員会、農業委員会の所属はどの役場で配置されるのか、また議員独自のアンケート調査によると合併反対が57.5%も、賛成者は42%との数値があると紹介がありました。議会、教育委員会については本庁機能を持つ北茂安町役場庁舎を何とか工夫して、そこにおさめることが絶対条件であると、設備の改造が必要であることを住民説明会の中で資料に基づいて説明が行われてきました。この事実をどのように解すればよいか、見解があれば御回答いただきたい。  この合併による10カ年間でしっかりした行財政の組織をつくり、10年後には2万8,000人の町に見合った地方交付税の再査定されることが判明しているので、これらを念頭に置きながら財産運営をしていくことで、新しいまちづくりの展望と息吹をつくられるものと当時の議員、すべての者、町民も確信していると述べられております。  今回、住民説明の実施を求めているのは、今紹介いたしました合併後の新しいみやき町のあるべき姿として、住民に説明をもってすべての地域によって説明会を開き、合併の理解をいたした経緯を踏まえれば、当然議会からもそういった内容の変動についても説明すべきだということで、住民説明をどのようにするのかという要求をしているところです。議会の議決は説明資料の不足により判断材料がないなど理由はありましたが、賛成多数によって合併に伴う4議案を一括し議決することができました。このような経過を踏まえた当時の議会状況でありましたので、先ほど申し上げました住民説明の是非を求めて質問をいたしておりますので、改めて御回答いただきます。  以上、一般質問としてここで終わりたいと思います。残りのものは自席の中から説明をいたしますので、真摯な回答をいただきますようにお願いをして、終わりたいと思います。 54 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 55 ◯町長(末安伸之君)  通告12号、13番議員の御質問にお答えをいたします。  みやき庁舎の一部貸し付けについて、6番目については御質問いただいていませんが、4項目に御回答を差し上げます。  まず1点目の、みやき庁舎一部貸し付けを行う必要性と実施の法的根拠は何かということで、地方自治法第238条の4及び施行令第169条の3には、行政財産である庁舎等を貸し付けることができる場合が示されているという御質問に対してお答えをいたします。  まず、佐賀東部水道企業団の移転につきましては、3年前から話があっていたが、議会に対してなぜ報告をされなかったということの御質問にお答えします。  私のほうから検討する時間として3年間待っていただきたいということを申し上げました。全員協議会で申し上げましたように、統合の事務所を建てかえる予算を上程したいという協議がなされましたけれども、その場所については、みやき町の現在の場所ということでありましたが、3年ぐらい待っていただけませんでしょうかということを申し上げました。なぜならば、本町の職員数も合併時の300人から集中改革アクションプログラムにありますように186人と定めさせていただきましたので、物理的に3つの庁舎には空きスペースができます。そのスペースを有効利用することで財源の確保のため庁舎の貸し付けはできないかということを検討する時間を3年間いただきたいということでございます。  3つの庁舎について、東部水道企業団には選択、検討をしていただきましたが、三養基営業所に近いみやき庁舎のほうが適切であるということで、みやき庁舎の東側であれば借りることも検討するということでありましたので、さきの全員協議会なりでも議会でもお話をしたところであります。  そして、3年間というのは職員が減る空きスペースも理由はありますが、一番の理由はコミュニティーセンターの建設、神埼北茂安線の道路改良を事業化していただきました。そして、当然、交差点改良に伴う公民館の移転についても道路計画に入りましたので、新たな公民館を建設する際に、その管理上、そしてまた社会教育等の事業の充実のためには、教育委員会内を新しいコミュニティーセンター内に配置することが適切であろうという考え方を持っておりましたので、それに伴って中原庁舎の2階東側が空きスペースになりますので、そこに税務課と徴収強化対策室を配置することが住民生活課と福祉課との連携も迅速にとりやすいということで、むしろ適切であるという判断をしたところでございます。さらには、地域包括支援センターの北茂安保健センターへの移転のほうが、サービスの連携が図れますので、保健センター、社協と、それが適切であるということの検討を行うため、3年間という時間を要したということであります。議員の皆様への報告も必要ではありますけれども、まだ方向性が明確でない検討中の事項についてまで逐次報告することは、むしろ議会の皆さんに対して混乱を招くおそれもありますので、正確な意思決定として議会に示さない段階では、むしろ御迷惑がかかるという認識を持っておりましたので、このような3年間時間を要して、途中報告等は当然いたすべきではないということでありました。北茂安公民館の移転時期が明確になりましたので、確定要素が明確になりましたから、さきの全員協議会で数回報告をさせていただき、協議をお願いしたところであります。  それと、賃貸契約締結案を固執される意図はということは、別に意図とかございません。当たり前、できることを──法的にできることを内部でもコンセンサスを得て、議会の皆様にも全員協議会でその趣旨説明をさせていただきまして、おおむね御理解をいただいたということで関連する予算を12月に上程させていただいております。なお、補正の中ですべてが今回──みやき庁舎トイレとか空調とか、もともと故障している部分も全体にありますので、それらを含めた予算計上であるということも御理解をいただきたいと思っております。よって、この貸し付けにつきましては、庁舎の空きスペースのいわゆる有効活用が主たる理由で、そして1,000千円近くの財源も賃貸借料として確保できるということで、行政改革との整合性も図られるという判断をしたところでございますので、できることをコンセンサスを経て、御理解を得てやりたいということを申し上げているところでありますので、固執する、別に意図はございません。  そして、改めて実施に向けた法的根拠についてお尋ねいただいておりますが、さきの9番古賀議員の中でも御回答しましたけど、自治法第238条の4第2項において、行政財産は、一定の場合には、その用途又は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は私権を設定することができるとされております。その具体的な場合として、同項第4号に、行政財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設などについてその床面積又は敷地に余裕がある場合として政令で定める場合には、当該普通地方公共団体以外の者に余裕がある部分を貸し付けることができるというふうに記されております。これを受けまして自治法施行令第169条の3では、先ほどの自治法第238条の4第2項第4号に規定する政令で定める場合は、同号に規定する庁舎等の床面積又は敷地のうち、当該普通地方公共団体の事務又は事業の遂行に関し現に使用され、又は使用されることが確実であると見込まれる部分以外の部分がある場合としております。要するに、使用される見込みのない部分については、貸し付けることができるということであります。したがいまして、みやき庁舎1階の東側部分は、本庁の事務または事業の用に直接供する部分ではございませんので、当面事務スペースとして使用されることがないと見込まれる部分に当たりますので、この部分を他の事業者に貸し付けることは可能だと判断をしたところであります。  この解釈につきましては、12月10日、議会終了後に県の市町村課へ自治法の解釈について見解を求めましたところ、議員が言われましたとおり、法解釈については町の裁量の範囲内であり、使用される見込みのない部分という解釈も成立するという見解でありまして、したがいましてイエスでもノーでも間違いないということで、よって、貸し付けは可能であると判断をしたところであります。  次に、貸し付けの期間について民法の規定では20年を超えることができないと規定をされているという御指摘でございますが、牛島議員の通告書をいただいて、本当に大変勉強をさせていただきました。確かに民法第604条では賃貸借の存続期間は20年を超えることができない、契約でこれより長い期間を仮に定めたときであっても、その期間は20年とみなすというふうに記されています。本当に大変勉強させていただきましたことをありがたく感謝申し上げます。  しかしながら、この規定には借地借家法によります特別規定があります。借地借家法第29条第2項に民法第604条の規定、いわゆる20年間を超えることができないという規定については、建物の賃貸借については適用しないということを借地借家法第29条の第2項に明記されています。このことから、佐賀東部水道企業団への貸し付け期間につきましては、みやき町の財務規則の第162条第1号により30年間ということで規則のほうには定めがございますので、規則には30年間を超えることができないというふうに定めております。よって、30年は貸すことができると解釈をしたところであります。みやき庁舎の耐用年数が50年であります。現在まで22年経過しておりますので、賃貸借の期間を25年とさせていただきました。当初、佐賀東部水道企業団としては30年という年数を希望されましたが、そうしますと耐用年数の22年経過していますので、50年を超えるということになりますから、50年以内、耐用年数以内の25年での契約とすることが最も適切であると判断したところでございます。  次に、契約時期につきましては平成22年12月末に協議確認書どおり執行したいと思っております。契約締結後に庁舎の移転に関しての作業などの手続や、住民の皆さん等に対する周知期間が必要でありますので、少なくとも3カ月間は必要であろうということで、12月末には契約を締結したいということであります。  実際の佐賀東部水道企業団の移転の時期は、税務課及び徴収強化対策室の移転後、佐賀東部水道企業団側の配線工事等を行う関係で、23年度の早い時期としております。連休の前後ぐらいではないかというふうに考えております。  また、自治法の解釈につきましては、当面みやき町の事務スペースとして使用されることがないと見込まれる部分に当たりますので、この部分を貸し付けることは可能だと判断をしております。  次に、2点目のみやき町集中改革アクションプログラムの取り組みの基本的な考え方及び主な内容3-(4)-1)と2)の検討中の検討はどのようになったかと、機構改革検討会の「庁舎のあり方及びグループ制に関する報告」の資料No.2-6)の内容は、いまだに遂行されている現況にあるが整合性はどうかという御質問にお答えします。  集中改革アクションプログラムの3つの基本的な考え方の組織の見直し、職員数と本庁方式への移行についてでありますけれども、1)の職員数と2)の本庁方式への移行についてでありますけど、まず職員数につきましては現在234名であります。アクションプログラム最終年度の平成26年度までの定年退職者数は、平成22年が9名、23年度が17名、24年度が11名、25年度も11名、26年度が10名であります。平成26年度末では176名となり、職員数の減が一段と進むことになります。したがいまして、さきの議会でも申し上げましたが、職員採用を前倒しに実施をして、優秀な職員の発掘について努力をしてまいりたいと考えております。  2)の本庁方式への移行についてですが、これも同様にさきの議会においても答弁をしておりますが、繰り返しになりますが、本庁方式に移行することは考えておりません。これが数十年先となれば当然検討されることでありましょうけれども、少なくともあと5年、10年、もっと長い期間、その必要性が求められない限りは、本庁方式に移行することは考えておりません。  議員は質問の中で庁舎のあり方に関する報告の内容はいまだに遂行されている現況にあると言われておりますけれども、私はこの件に関しまして最終判断はいたしておりません。この報告は何度も申し上げますけれども、行政改革を行っていく中で3つの庁舎の経費を節減する一つの方法を計算的に算出を担当者、実務者レベルで行ったところでありまして、私は職員が経費節減のため、そのような検討をすることはむしろ好ましい行政のあり方だと思っております。しかしながら、最終判断は私が行うわけですから、議会の皆さんや区長会など広く町民の皆さんの意見を伺わなければならないと思っております。  また、さきの議会でも本庁舎を移行するんではないかという御質問もありましたが、繰り返し申し上げますが、決定権は議会の皆さん3分の2以上の議決がないとできませんから、議会の意思が一番重いものと解しておりますし、私も本庁を移行することはありませんということを明言していますから、報告書については何度でも申し上げますが、担当レベルで算出した検討結果を私あてに報告したものでありますから、それを私が保留というか、最終的に保留にすべきということで指示していますので、結論として庁舎のあり方検討委員会の報告書については、あくまで集中改革アクションプログラムの資料の一部として見ていただくと、資料の一部として報告したわけですから、結論から言うと破棄していただいても結構です。  それと、3点目の公共施設の管理運営の見直しで中期的展望に立ったみやき町の適正規模の行財政体質の確立を目指すとなっている。内容資料を提出していただきたいという御質問にお答えします。  平成20年2月に策定しましたみやき町集中改革アクションプログラムは、厳しい地方財政状況の中で、国が指針としている行政組織の確立や各種施設の改変、行政事務の積極的なアウトソーシング、適切な債権管理などについて総合的に勘案した行財政改革の行動計画であります。アクションプログラムの取り組みの基本的な考え方及び主な内容としては、(3)公共施設の管理運営の見直しという項目で、町が提供しなければだれもサービスを提供しないか、また町が提供するのにふさわしい性質、レベルのサービスかなどといった観点から、施設の統廃合、民間委託、民間移譲を行います。特に保育所、南花園及びB&Gの海洋センターにつきましては、早急に方針検討を行いますと記載されています。  公の施設とは、住民の福祉を増進する目的を持ってその利用に供するための施設とされております。しかしながら、平成17年に3町が合併して新しい町になった現在、同様の施設を複数所有したり、施設が行っているものと同様のサービスを行う民間団体が存在することなどから、これまでどおり町が管理運営を行う必要性について、十分検証、検討をしていかなければなりません。アクションプログラムでの民営化につきましては、町立保育所5カ所については、管理運営手法の見直しを平成26年度までに行うこととなっておりましたので、保育所のあり方検討委員会を立ち上げました。保育所のあり方検討委員会での審議の結果、答申をいただきましたので、今年度4月から板部保育所と江口保育所を民間移譲し、民間の活力による保育を行っていただいております。  養護老人ホーム南花園の民間委託の状況につきましては、10番園田議員の一般質問にも答弁しましたように、現在、庁舎内部で南花園の適切な運営のあり方について検討に入ったところであります。移管先についての検討と同時に、移管に関するメリット、デメリットのまとめを行い、平成23年度以降、できるだけ早い時期にその方向性の検討と考え方をまとめていきたいと考えておりますので、早い時期に議会の皆様に示すよう努力をしたいと考えております。  このようなことから、今後は民間でできるものが養護老人ホームや海洋センターなど、委託、移譲、譲渡できるのかよく検証し、議会また町民の皆様の意見を聞きながら検討していかなければならないと考えているところでございます。  なお、内容資料の要求をいただいておりますけれども、現在のところお示しできるような資料は作成しておりません。作成途中でございますので、現時点で資料の提出はできないことの御理解をお願いいたします。  4点目の、この事業の住民説明は、行政運営の透明度を高める上で不可欠と思うが、執行部の考え方を聞きたいという質問にお答えします。  園田議員の御質問でも答弁しましたけれども、住民の皆さんへの周知は当然必要と考えております。教育委員会、税務課、徴収強化対策室、地域包括支援センターの移転に関する広報活動につきましては、今議会終了後、直ちに行うことといたしております。周知の方法としては、広報紙、ホームページを初め、区長さんを通しながらチラシ、回覧等で行いたいと考えております。  みやき庁舎の一部を佐賀東部水道企業団へ賃貸することに関しましては、凍結する考えはないかということでありますが、凍結する考えはございません。ことしの7月1日、9月17日、11月12日の議会全員協議会で説明させていただきました。また、議員の要請で総務常任委員会も8月27日に開催され、その中でも説明をさせていただいておりますので、十分に説明はさせていただいたということで思っておりますので、凍結する考えはありません。11月15日には佐賀東部水道企業団との協議確認も行っております。先ほどの県市町村課にもこの凍結についても念のため確認しましたが、協議内容で何もしない、いわゆる確認書を交わして、それを履行しないことについてが大きな問題があるという回答でございました。  以上、1回目の御質問にお答えを終わります。 56 ◯議長(宮原宏典君)  お諮りいたします。休憩をとりたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(宮原宏典君)  異議なしと認め、休憩をとりたいと思います。13時に再開したいと思います。                 午後0時 休憩                 午後1時 再開 58 ◯議長(宮原宏典君)  休憩中の本会議を再開いたします。  答弁が終わっておりましたので、質問2回目。牛島議員。
    59 ◯13番(牛島重憲君)  まず、回答いただきたいという項目が多かったので、町長漏れているのかなと思いましたので、よければ回答いただきたい。というのは、職員駐車場の関係等についても回答をいただかなかったというふうに思いますので、議長、その辺の扱いをひとつよろしく。 60 ◯議長(宮原宏典君)  質問の6番はしていなかった。 61 ◯13番(牛島重憲君)続  違う。駐車場の第5条について、公用車のみ有料とされているがという件で質問はいたしておったと思うけん、その回答をいただかなかったと私は申し上げているわけです。駐車場のことじゃありません。次のほうに回答いただればと思いますので、そのようにお願いいたします。  全体的に先ほど町長のほうから数多くの回答をいただく中で、誠意を持った回答をいただきました。前回のときは、さも牛島はつまらんなあというふうな意味合いも含めて回答をいただきましたので、少しは勉強してきたつもりですので、もう少し回答いただければと思います。  というのは、先ほど民法の関係でお話をさせていただきました。まず、賃貸とは何かということの中から民法にはうたわれております。民法第602条には、賃貸借はいわゆる処分行為ではないが、長期の賃貸借は処分行為に近いものになってしまう。だから長くをしちゃいけないよということで、私は法的にはそういう解釈をすればいいのかなというふうには思いました。  最初申し上げましたように、法的なものについては素人ですので間違いが多いと思います。その中で、604条の関係についてただしたわけですけれども、「借地借家法に」という言葉があったんで、きのう調べてみました。町長言われるように、借家法第29条で、建家についてはその限りでないということで省くというふうに書いてありました。見るところによると、これは平成18年に改正されたというふうな内容で書かれておったやと思います。  私は確かに、そういった意味では30年、これで50年、法でやりたいということは耐用年数で50年なので、それに近いところでという話があったんで、一応そういった扱いを、長期にわたっての契約を結びたいと、そういったことで審議していますということでしたので、そのことについては町長考えられることについて、また、要らんということじゃないけん、やはり民法で言う長期にわたることが将来の経済的な問題、それから、いろんな総合的にはまだ検討中で出すことはできないと言われておりますけれども、やはりあらゆるところに公共施設というものがあります。その辺を将来的にはこの集中アクションプログラムの中にも総合庁舎にやりたいと、当面はやらないと言われておりますので、それはそれとして、将来的には検討していく材料としていくなら、北茂安庁舎の後の利用とかというのは当然出てくるんじゃないかというふうには私は思っております。そういう意味で、公共施設の管理運営についての見直しはやっていただきたいというのは、そういった意味で申し上げてきたつもりでした。自分の説明ができませんでしたので誤解を招いておるかと思いますけれども、そういったことで今後について町長先ほどの回答では、意思決定ができていないのでなかなかできなかったというような内容等について、この水道企業団との話し合いの中での意思をあらわされました。私はそういった決定も大切ですけれども、今こういった内容が出ているので議会としての考え方はないのか、どう思うのかというふうないろいろな前広に話をしていただきたいもんだというのが前回の質問であったわけです。だから、そういったものをあるとするなら、これから先、当然公共施設の管理運営については前広に検討をしていただくかどうかについて、議会に明らかにしてくれるかどうかについては再度改めてお聞きいたしたいというふうに思っております。  先ほど申し上げました、賃貸の関係で申されております借地借家法が今度新たに変わったということになっておりますので、そういったことについては基本的なものは長くすることは余りよくないという感覚で管理──感覚じゃないですね、法の一定の縛りがあるのじゃないかというふうに私は感じましたので、あえてこの辺はひとつお願いをしていくべきだというふうに思っております。  それから、今回の教育委員会がコミュニティーセンターを必然的にやっていくということについても、前回のときも質問いたしましたけれども、コミュニティーセンター供用開始後、教育委員会が移転することによって、その後がまに順次税務課が入る、徴収強化対策室が上がる、そうすると、貸借で貸したいという一つの行為というか、公共施設の利用が変わってくるわけですけれども、そういった中で、公民館の活動を指導していくのは教育委員会であるというふうな、これは前も公民館のあり方、役割についてを一般質問させていただいたときにも教育長からそういったことで教育委員会が指導するところですのでという話がありました。まさにそのとおりだろうと思いましたので、前々回のときに、みやき町公民館のコミュニティーセンターの中に公民館長さんをわざわざ設置して、特別報酬でみやき町公民館長さんの扱いを取り決めたという一つの経緯からすると、公民館長さんの部屋はない、教育委員長だけが部屋があるがどういうことですかということをお尋ねしたと思うんです。そのときに事務局長は、仕切りかなんかでつくりますという回答でした。そういう方法もあるのかなとは思いましたけれども、やはり新しいところで公民館活動を大いにやっていただける公民館長を、やはりそういったことじゃなし、もう少し考え方としてやっていけたらいいのになあというふうに思いましたので、あえてお尋ねします。  それから、車、まだ私ははっきりした確証がないんでちょっと大変失礼なことになるかとは思いますが、ある人から、現在、北茂安公民館にある図書が、元保養所に一時的な避難かどうか知りませんけれども、そういうふうに扱われているがということでちょっとおしかりの話が私のところに飛んできました。いや、そんなことは私聞いておりませんし、そういうことが、ほかにあるんだから、わざわざ元保養所に持っていく必要なかろうにという話をした経緯がございましたので、もしその辺か本当とするなら、どういったことでそういうふうになったのか、一時的なものだと解釈はいたしますけれども、そういったものがもしあるとするなら、御回答を、説明をいただきたいというふうに思っております。  2回目としてはそういったことで、ひとつよろしくお願いします。 62 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 63 ◯町長(末安伸之君)  失礼しました。答弁漏れがございました。職員駐車場有料化の件でございますけれども、集中改革アクションプログラムでは、この件について検討することといたしております。  県庁を初め公共交通機関が発達した都市部では、職員駐車場有料化している自治体もあります。本町のように公共交通機関が未発達であり便数も少ない現状では、通勤の手段としては自家用車での通勤を認めていくより他に手段がありません。このようなことから、職員駐車場の有料化については現在のところ保留にいたしております。  この件に関して、町内でも大きな企業にも数社問い合わせをしましたところ、職員から駐車料金を徴しているところは、調べた範囲ではございませんでした。  また、この近隣の市町も調査しましたけれども、職員駐車場料金として徴収しているところは現段階ではございませんでした。一番の理由については、先ほど申し上げましたように、都市部とは違って、公共交通機関が未発達であるということから、その手段が自家用車しかないということから、駐車場料金を職員から徴収することについては現時点で保留にしているところでございます。  次、済みません、質問が、まず公共施設の見直しについてということでありますけれども、まず保育園については御承知のとおり民間に移管しました。順次ここ数年のうちに三根校区、そして、最終的に中原の保育園についても民間に移管し、目的は保育サービスの向上ということから順次行っていきたいと考えています。  南花園については、先ほど申し上げましたとおりです。B&Gについても先ほど申し上げましたとおり、B&Gについては、現段階では行政改革としての観点から、その効果は大きく望めない、むしろ、今いる職員を本庁内に配置がえすることの人件費は当然本庁で見らにゃいかんし、今度は民間に委託した場合においては、委託費が生じますので、それを相殺すると、現時点では行革の効果としては認められないのではないかと。しかしながら、サービスを向上させるという観点から民間に指定管理者、または委託する方向での検討は現在進めているところでございます。  また、他の公共施設の見直しについては、まだ考え方をすべて成案として取りまとめておりませんので、順次取りまとめしたら議会のほうにまず御報告をさせていただきたいと思います。  今後考えられるのは、三根庁舎の3階の元議場並びに1、2階の空きスペースをどのように有効に活用していくかということが課題です。  それと、板部保育所については、来年4月からあきますので、これも有効に何らか活用しなければならないと考えています。江口保育所については解体する方向で検討しています。  それと、あと中原の包括支援センター、いわゆる中原保健センターの一部を包括センターとして使用しております。この件については現包括支援センターが北茂安保健センター内に移動するということを予定していますので、その後を試行的に中原の社協の支所を一たん支所の事務所として活用しながら放課後対策の高学年を対象にした子育て支援とかが取り組めないか、社協のほうで来年度試行的に実施したらどうかなということを考えている段階です。まだ結論を見出していませんので、来年3月定例議会にはその考え方を示させていただきます。  中原公民館については、社協を仮に包括に移転するとするなら、老人クラブの事務所もどこかにまた移転をお願いしますので、その後は庁舎の一部として教育委員会が主に活用して、その徴収料についても行政財産使用条例に基づいて徴収して、2階、3階については会議室等で必要であれば活用できるようにしたいと思いますので、公民館の廃止条例とあわせて今回お願いしていますが、老人センターとしても廃止する方向で検討を加えていきたいと考えております。  そのほかは、三根校区内に保健センターがありましたけど、この利活用について、大変まだ新しい施設ですので、有効に活用することを考えていかなければならないと思っております。  それと、公民館の部屋の配置と図書については教育委員会のほうから答弁をいたします。  その他答弁漏れございますでしょうか。ございましたら、また御教示願いたいと思います。  以上です。 64 ◯議長(宮原宏典君)  森教育委員会事務局長。 65 ◯教育委員会事務局長(森 要兒君)  牛島議員の教育委員会のほうに2点ほど御質問があっておりますので、御回答をさせていただきます。  今回新たなコミュニティーセンターのほうに公民館長の部屋がないというふうな御質問でございます。  今現在につきましては、教育委員会の事務局は御承知のとおり、中原庁舎の2階、ここの庁舎の2階のほうにおります。また、合併後特例的に、みやき町の公民館につきましても教育委員会の事務局の部屋の同室に所在を、配置をいたしておるところでございます。  今回、あす議案で御提案をさせていただきますが、みやき町公民館につきましては、新たなコミュニティーセンター内に置くというようなことで御提案をさせていただきたいというふうに予定をいたしておるところでございます。  そのような中での御質問かと思いますが、公民館長の室につきましては、あえて独立した部屋の中での確保は、配置はいたしておりません。なぜかといいますと、公民館長の業務関係につきましては、特に教育委員会の社会教育課とのつながりが当然あるわけでございます。生涯学習なりいろいろな学習関係での実践活動を公民館活動として実施をしていただいておりますので、社会教育課の企画と合わせたところでつながりが当然あるわけでございます。話し合い、協議、いろいろな場面において必要な部分がありますので、今回教育委員会の事務局の職員と同室に配置したほうがいいだろうというような結果に基づきまして同室にいたし、一室の中で簡易な仕切りなりをして館長室としての配置をしたいというふうな考えをいたしております。  次に、図書室の図書の民間保養所への配置の件についての御質問でございますが、北茂安の公民館の解体に伴いまして施設の廃止につきまして、廃止といいますか、利用についての廃止につきましては12月をもって廃止いたしております。ただ、図書室につきましては、図書の移動等がございまして、11月をもって利用の廃止をいたしておるところでございますが、現在もう既に、三根の保健センターのほうに新たなコミュニティーセンターができるまでの間について一時的に図書の移動をいたしておりますが、民間保養所のほうに図書を移動しておるというようなことについては私たち教育委員会としては認識をいたしておりません。  以上でございます。 66 ◯議長(宮原宏典君)  牛島議員。 67 ◯13番(牛島重憲君)  最後にいたします。町長、先ほどからの回答、どうもありがとうございます。  先ほども町長のほうから話があったように、包括支援センターの移動が保健センターに行くんだという話が先ほど出ておりました。やはりそういった内容等ついて全員協議会の中で確かに話はありましたんですけれども、そういったことが早目にわかれば、それなりにいろんな関係で勉強することも各議員ありましょうし、やってほしいなということで申し上げたつもりでございますので、今後できるだけ早い機会に議員のほうにもいろんな情報を流していただくようにお願いをしたいと思います。この件については私の要望ですので、回答は要りませんので、早速2項目めに入っていきたいというふうに思います。  2項目めについて、小学生の英語教育の導入への考え方についてをお尋ねいたします。  1つは、小学校での英語教育への取り組みはどのような状況にありますか、お伺いをいたします。  2つ目に、平成23年度から新しい学習指導要領に英語教育を取り入れるというような話がありますので、この件について、みやき町における小学校における英語教育はどういうふうに取り入られていくのか、プログラム等があればお聞かせ願いたいと。また、こういったものについて基本的にいろいろ教育、総合学習ということになるらしいんですけれども、みやき町の教育委員会の考え方についてちょっとお尋ねしていきたいと。  それから、21年度からですけれども、ふるさと雇用基金事業としてのみやき町外国語活動支援事業というのが実施されておりますが、その成果、評価などがあれば、報告いただきたいということでお願いいたします。 68 ◯議長(宮原宏典君)  大坪教育長。 69 ◯教育長(大坪春美君)  それでは、牛島議員の質問事項2番目の小学生の英語教育の導入についてということでお答えしていきたいと思います。  まず、平成23年度から小学校の新学習指導要領が完全実施されます。それと同時に、全教科書も全部変わります。その中でですが、まず小学校の英語活動の意義をどのように考えていくかということについてですが、まず小学校段階で英語活動の導入についてはさまざまな議論がされておりますけれども、この時期に、やはり柔軟な適応力を持つ小学生の時期に外国語に触れることは幅広い言語感覚や国際感覚の基礎を築くことにつながると考えております。  まず、新学習指導要領の小学校外国語活動の目標でありますけれども、外国語を通じて言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現になれ親しませながらコミュニケーション能力の素地を養うという新学習指導要領の中にうたってあります。その中で、外国語活動では、まず学級担任が中心となってこの事業を進めていくわけです。その中になかなかすぐに小学校の先生が英語の授業をということは難しい部分もあります。そういう中でまず、先ほど御指摘がありました外国語の活動支援員ということで昨年から町の中でいただいております。それと同時に、もう皆さん御存じのように、外国人の指導者、ALTと言っているアシスタントランゲージティーチャー、ALTですね、そのTT、ティーチャーが2人というですね、そういう学級担任と支援員、あるいは学級担任とALTという2人の授業形態を図っております。その2人の中で、2人の先生を間にしながら、あいさつや自己紹介、あるいは外国語になれ親しむ活動、そしてまた、日常生活の中に英語を通してクイズとかゲームを取り入れた体験的なコミュニケーション活動を取り入れることで、外国語を学ぶ楽しさが実感できるようコミュニケーション能力を養うことを目標として目指して取り組んでいるのが外国語、今後の取り入れられる活動でもあるわけです。  その中で、みやき町における来年度、23年度4月からなんですが、新学習指導要領に基づく外国語活動の取り組みについてお答えをいたします。  まず、みやき町におきましても、もう既に21年度から移行措置として年間35時間を上限といたしまして、21年度、22年度、町内の4小学校において外国語活動の実践をしております。5、6年生が対象でありまして、週に1時間、年間35時間の授業が年間指導計画のもとで行われてきております。  先ほど申しましたように、指導に当たりましては、学級担任がT1、それから、支援員、ALTの先生がT2としてTT教育の中で今日授業は進められております。そういった中で、非常に外国語活動のALTだけじゃなくて、日本人でアメリカで6年生活をされた女性の方を雇用していただきまして、この1名の女性の先生、T2ですが、この先生が非常に4校に随時英語の授業で参加をされて、非常に前向きに取り組んでいただいておりますので、子供たちも本当に喜んでいる状況でもあります。そういった中で、町内4校とも外国人のALTとともに支援員、そういった中で、外国語活動の補助的な役割をしっかり進めてもらっております。  そういったことで、外国語活動の時間には、担任と支援員やALTとのTT活動がもう非常に常に行われている状態でありますし、私も何回も学校教室に入っております。非常に子供たちは生の英会話や楽しい教材に触れることで、この時間がとても待ち遠しいとアンケートの中でも申しておりました。そういったことで、これからみやき町でも来年から始まります外国語活動については移行期間を活用してその準備に当たらせていただきましたので、今後23年の4月からスムーズに英語の授業が進められるものと思っております。  実は、もう今年度に入りまして、近くの基山町とか神埼市とか吉野ヶ里町の外国語授業に対してのいろんな研究会とか研修事業がありました。全部見て回りました。特に基山町の若基小学校では黒人のALTの先生、それともう1人は元スチュワーデス、今は乗務員と申しますね、そういった20年ぐらい国際線に乗られた、そして結婚されて基山町に住んでいる方が支援員として入られて、もう本当、黒人のALTと全然違和感なく子供たちが接しているんですよね。それから、乗務員のスチュワーデス上がりの女性の方も非常にスマートで、子供たちがなついて、ああ、すばらしいなと、まず基山町の若基小ではそうでした。  それから、神埼市の西郷小に参りました。ここは本当にもう純粋のALTの方がしっかり入っておられて取り組んでありました。  それから、もう1つよかったのは、吉野ヶ里町の東脊振小学校なんですが、これは保護者が支援員でした。というのは、お母さんが外国人の方ですよね、非常に英語が堪能なので私に手伝いできるならばということで、全部小学校の5、6年の授業に支援員として保護者の方が2人入っておられました。これも画期的だなと思いながら、こういった形で非常にいろんな方の英語の本当の発音とか、そういったコミュニケーションとか、そういったものをスムーズに取り組んでおられましたので、いろいろ学んでまいりましたので、今後みやき町としてもこれから先、小中一貫校交流の中で中学校の先生も小学校の授業に入るとか、そういった形でしっかり外国語、英語の授業に取り組んでまいりたいと思っているところです。  以上です。 70 ◯議長(宮原宏典君)  森教育委員会事務局長。 71 ◯教育委員会事務局長(森 要兒君)  2番目の質問の3)の、みやき町外国語活動支援事業委託をされているが、その成果、評価などがあればというような御質問でございます。この分について御回答をさせていただきます。  この事業につきましては、平成21年11月から佐賀県ふるさと雇用再生基金事業を活用いたしまして、外国語支援事業として1名を雇用され取り組んでいるところでございます。  本年度につきましては、すべての小学校に週1日決められた曜日に訪問し、主に5年、6年生に総合学習の中で英語の活動への支援を行っていただいております。  活動内容につきましては、教育長も申し上げましたとおり、ALTとともに補助者として英会話の補助、それから教室内の巡回等の活動を行ってもらっております。また、英語活動では、英語ノートを主として現在使用しているところでございますが、そのほかに必要とする教材がありますので、放課後などを利用しまして担任の先生、それからALTと話し合いをしながら教材の作成に携わってもいただいておるところでございます。  この作成された教材が来年度以降につきましては、来年度からはもう英語の授業になってきますが、この中で生かされていくものであるというようなことで教育委員会としては思っておるところでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(宮原宏典君)  牛島議員。 73 ◯13番(牛島重憲君)  ただいま第1回目の回答をいただきました。この小学校に英語の教育を導入するという形のもの、若干、正直言って私も泥縄式ですので、先生方、教育委員会等の議論がどうなったのかということで大それた質問をできないわけですけれども、22年度ふるさと雇用基金事業の中での授業内容というところの中から、特に町民から保育所、幼稚園に対して講座等を開催するとともに町内の小・中学校外国語授業を補助者として活用するということで、広範囲な授業内容になっているわけね。私が問題提起しているのは、小学校で英語教育は本当にいいのかという、また反対も唱えられている方の意見等もインターネットなどで見てみると多くあります。そのことを私がかいつまんで議論するわけにはいきませんから、申しわけありませんけれども、やはりやるからにはそういったものについてはどうするのかと、これが私は一つ大きな問題は、ふるさと雇用基金の事業として行われているか、来年度政権いろいろな形の中でありましょうから、どういうふうになるかわかりませんけれども、やはりこういった重要な問題であるなら、当初予算からぴしっと上げて計画性を持ってやるべきじゃないかというのが第一義の発言です。だから、財源等が来たから、それをちょっとやりましたよ、つなぎの間だからいいでしょうということではなしに、真剣になってどういったことをするのかということは議論された上で、そして当初予算に明らかにして、財源的なしっかりしたものをつくっていく中で子供たちの教育を、恒久的な教育はどうしていくんだということを明らかにしてほしいなという意味合いが強いものです。  だから、内容等については、先ほども言ったように、私ごときがとやかく言う内容じゃございませんので差し控えますけれども、大体そういった意味で来期に向かったしっかりした議論をし、そしてまた財政の予算を当初予算から捻出していくという努力をしてほしいということが私の意見ですので、何回も言っているようですけども、そういったことが今後どういうふうな方向で行くのか、その辺についてだけお答えいただければと思いますので、よろしくお願いします。 74 ◯議長(宮原宏典君)  森教育委員会事務局長。 75 ◯教育委員会事務局長(森 要兒君)  ふるさと雇用再生基金事業の件で、雇用の件で御質問がなされております。  この件につきましては、1回目の答弁の中で教育長も言っておりましたとおり、新たな新学習指導要領につきましては、来年度からですね。ただ、移行期間というようなことで21年から22年、2年間の移行期間の中で来年度から完全実施をされるというふうな方向性になっております。その中で、21年度から、先ほど言いましたとおり、移行期間が入ってきたわけでございまして、小学校の5、6年生の総合学習の中で英語の授業をやっていくというようなことにされたわけでございまして、そのような中で、学校の先生、小学校の先生につきましては、いろいろな県の研修会等で事業の内容関係、やり方等についてはいろいろ研修もなされておったと思いますが、緊急的に移行期間の中で2年間の前倒し的な中で入ってきたというようなこともございまして、学校の現場のほうからTTとして必要性を言われてきたわけでございます。その結果を踏まえたところで佐賀県のふるさと雇用再生基金事業を活用し、21年度の途中からではございましたが、この事業を活用させていただいたというようなことでございます。年度の途中からのスタートであったわけでございますが、そのような経緯を踏まえた中でこの事業に取り組んだというようなものでございますので、よろしくお願いしたいと思っております。 76 ◯議長(宮原宏典君)  大坪教育長。 77 ◯教育長(大坪春美君)  それでは、補足をさせていただきますけれども、町雇用の支援員さんですが、1年目の後半は幼稚園、保育園に入っていただきました。それで、今年度22年度は早速小学校が英語が入るものですから、小学校を中心に支援をいただいた現状であります。非常に助かりました。  それから、先ほどおっしゃられるように、私も小学校の英語教育の経験ありませんけれども、今後のみやき町としての課題も持っております。その中で、まずは小学校の先生が外国語活動に積極的な研修を踏まえないと英語の指導者としてはなかなか力がありません。そういった中で、やはり支援員さんとかALTの先生とかですね、また、来年度は町雇いの英語の免許を持った教員補助みたいな先生をお願いしていこうと実は思っているところです。  そういったことで、まずは小学校の先生たちが英語、外国語の授業に対しての研修をしっかり積んでいただきたいと、そういう機会をまた町としても取り組まなければならないと思っております。  それから、2つ目に思うんですが、やはり国際交流等、あるいは外国語に触れる地域での行事の推進、三根校区はスポーツを通して外国からよく来られます。そういった中でもスポーツを通した外国の方とのいろんな地域の行事、これをみやき町の中で取り組んでいきたいなと思っているところです。  特に、何回も言いますけど、指導者の養成が本当の今日の課題でもありますので、いろんな県内での指導方法とか、あるいはもう教材が非常に必要ですね、いろんなゲームとかコミュニケーションをとるためにはですね。見ていた学校もいろんな教材を研修、組まれて使ってありました。そういったことで、指導方法と教材作成、あるいは指導力の向上を図るためにどうあるべきかというような、いろんな実践の発表会とか、あるいは県教委のほうでもいろんな研修会、それから、来年度に向けたいろんな取り組みが多岐にわたって開催されております。そういったことで、町内各小学校の4校を回った中で必ず学校訪問の中に英語の授業が全部入っておりました、1時間授業ですね。それを全部見させていただきました。そういうふうで町内4校とも積極的に研修を進めていただいております。そういった中で、これからもしっかり私たちも先生方の支援と同時に、町でできること、教育委員会でできること、そして、やっぱり質の高い、本当に発音にしても会話にしてもなかなかうまくいきませんので、プロのわざをしっかり学校、子供たちに伝えていけたらなと思っているところです。  それから、またみやき町の教育委員会主催の中でも各校区の主張会の中で英語の中学生の暗唱会も入れていますね。実はこの暗唱会も小学校に授業が入ってくるということで中学生のすばらしい暗唱をしますよね、そういったことを小学校のほうにも喚起を促しながら、小さなことではありますけれども、身近にそういったことを育成を図りながら取り組んでいっているところでありますので、英語教育は来年度から入りますので、今後とも頑張りますので、よろしくお願いします。  以上です。 78 ◯議長(宮原宏典君)  牛島議員。 79 ◯13番(牛島重憲君)  るる回答の中で今取り組んでいる内容等について報告いただきまして、心強く思っておりますし、ちょっと英語教育導入とは違うんですけれども、先ほど三根のほうでは、教育委員会は活発的な活動をされ、高い評価を受けているということを私も聞き及んでいます。そのようにあらゆるものについて頑張っていただいていることについてはありがたく思いますし、来年度の新年度予算等において、これらを十分活用できたような予算がつくられることを期待しながら、2項目めの質問を終わりたいと思います。よろしくお願いしておきます。 80 ◯議長(宮原宏典君)  以上をもちまして、通告第12号、13番牛島重憲議員の一般質問を終わります。
     通告第13号、5番田中満子議員の一般質問を許可いたします。田中議員。 81 ◯5番(田中満子君)  皆さん大変お疲れさまでございます。最後の登壇となりました議席番号5番田中満子でございます。通告に従いまして質問いたします。町長並びに執行部の皆さん、よろしくお願いいたします。  1問目で、子宮頸がん予防ワクチンの助成を6月議会にお願いしておりました。これはきのう中尾議員の質問に町長が答えていただいておりますけれども、一部だけちょっと言わせていただきます。  公明党は、ことしの5月に通常国会で提出しておりましたが、審議未了で廃案となっておりました。今回、子宮頸がん予防法案を参院に再提出したところでございます。ところが、昨日、子宮頸がんワクチン接種緊急促進臨時特例交付金を予算措置していただいております。ワクチンを接種すれば、その後のHPV感染を防いで子宮頸がんの発症を減らせるだけでなく、将来の医療費なども抑制できます。女性の生命と健康を守る観点から、例えば12歳の女性へのワクチン一斉接種に必要な費用は全国で210億円とされているが、病院にかかる患者を減らすことで節約できる医療費は約400億円に上るとの試算もあります。ふえ続ける医療費を抑制する意味でも、また、子供のためにも母は健康であらねばなりません。  先日の佐賀新聞に、「患者会「らんきゅう」の穴田佐和子さんは、2人目の子どもをほしいと考えていた時期に子宮頸がんを発症し、子宮や卵巣などを摘出した闘病体験について講演。「2度と子どもを持てないのか、女性であることもかなわないのかと思った。いつも死について考えていた。これ以上、涙を流す女性が増えないように」と訴えた。」と記載されておりました。  今回予算措置していただいたことに感謝して、1問目を終わります。  2問目より自席にて質問させていただきます。 82 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 83 ◯町長(末安伸之君)  通告13号、5番議員の御質問にお答えをいたします。  子宮頸がん予防ワクチンとヒブワクチンの接種と助成をお願いしたいということでありますが、昨日の議会でも申し上げましたけれども、今回の補正予算に計上いたしております。また、12月17日に予定されております県庁での市町の担当者説明会でその説明が十分行われると思います。  助成額とか助成の対象者の範囲とか、その開始時期等については県内市町は若干異なるようでございますが、みやき町としては来年1月から実施できるよう予算計上をお願いしているところであります。その内容につきましても、決して他の自治体と引けをとらない助成内容にしているつもりでございます。  子宮頸がん予防ワクチンの接種についての国会の動きは、公明党議員がさきの通常国会に子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案を提案されましたが、審議されず廃案となっております。また、このたびの臨時議会においても、子宮頸がん予防ワクチン接種と子宮頸がん予防検診の実施を2つの柱として子宮頸がん予防を目的とした同じ名称の法律案が公明党及び自民党の議員提案で提案されたようですが、同じく審議未了で廃案になっているようであります。  今回国は、昨日も申し上げましたように、法律に基づく予防接種ではなくて交付金事業として予算措置によって行われる助成事業であります。また、23年度までの事業となっています。24年度以降どのようになるかにつきましては、現時点ではわかりません。23年度に政府案としての法案の提出が厚生労働省内で検討されているのではないかと思っているところであります。  先週の土曜日の市町村調整会議の中でも、補正予算でこのような形で出されることが適切かどうかという意見交換とか議論もしましたけれども、本来なら、やはり法案をきちっと成立させて予防法に基づくもので国民の健康を守ることが前提ではないかと思っております。ぜひとも再度法案提出をしていただきまして、成立をし、予防法に基づいた取り組みができるよう、公明党議員、特にお願いをいたしたいと思います。  以上です。 84 ◯議長(宮原宏典君)  田中満子議員。 85 ◯5番(田中満子君)  ありがとうございました。それでは、2問目に入ります。2問目の薬物乱用防止は早期教育でについてお尋ねいたします。  1)で、芸能人や若者の覚せい剤所持や大麻栽培事件などが後を絶ちません。特にインターネットが普及する中、若い青年が手軽に入手しやすくなり、価格も最初は安く手に入るので中・高校生まで広がり、検挙数が急増しており、薬物汚染の低年齢化は深刻さを増しております。本町において薬物防止キャラバンカーの活用をされたことがあるのか、お尋ねいたします。  2)で、小・中・高校生の段階から薬物乱用防止教育を実施するところがふえております。鳥栖市の田代小学校では、先月の29日、6年生を対象に薬物乱用防止教室を開いてあります。学校薬剤師の方がシンナーや覚せい剤の怖さなどについて説明した。たばこや酒、薬物が与える体や精神への影響をわかりやすく伝えてあり、アルコールは薬物乱用の入り口となり、シンナーや大麻の摂取は脳が壊れてもとに戻らないこと、いろいろな理由をつけて誘ってくる、断る勇気を持ってと訴えてあることが新聞に載っておりました。広島県では、薬物問題について考えてもらおうと県の薬務課と教育委員会が協力し、県内の小・中・高校で活発に行っているロールプレイング形式による薬物乱用防止教育法をされております。薬物の使用動機に、友人に誘われて断れないことが多く見受けられるため、授業では薬物を断る場面を設定して、断る力を身につけてもらうのがねらいであります。薬物の副作用などを学ぶ啓発用のDVDを観賞し、薬物の基礎知識も養ってもらう。薬物乱用への危機感の高まりもあって、昨年度は広島県内の95%を超える中学校、高校で薬物教育を実施されております。本町においても、青少年の健全育成を願って総合的に薬物乱用防止教育の計画があるのか、お尋ねいたします。 86 ◯議長(宮原宏典君)  森教育委員会事務局長。 87 ◯教育委員会事務局長(森 要兒君)  田中議員の2番目の御質問で、薬物乱用防止は早期教育でというような御質問でございます。  まず最初に、薬物乱用防止キャラバンカーを活用されたことはあるのかというような第1番目の質問でございます。  この分につきましては、小・中学校での薬物乱用防止キャラバンカーを活用したことにつきましては今までございません。  次の本町の小中での薬物教育の実施はされたことはあるのかというような次の質問でございます。  この分につきましての実施状況につきまして御回答をさせていただきます。  小・中学校での薬物教育の実施状況でございますが、昨年度は本町すべての中学校で、鳥栖警察署のほうから講師として依頼をし、実施をいたしております。薬物の体への害、中毒症状などのビデオ等を視聴させて、薬物の恐ろしさやシンナー中毒についての講話などをしていただきまして、薬物乱用防止教室として実施をいたしております。また、本年度におきましても、すべての中学校で実施をすることにいたしております。  また、防煙・防止教室につきましても、小学校6年生と中学校の1年生にすべての小・中学校でたばこの害などについて、学校医、また学校の薬剤師、それから学校の先生であります養護の教諭によります講演、講話を実施いたしております。  今後も薬物乱用防止及び防煙・防止教室は継続して実施していかなければならないというようなことで考えをいたしております。  以上でございます。 88 ◯議長(宮原宏典君)  田中議員。 89 ◯5番(田中満子君)  ありがとうございます。キャラバンカーの実施がまだないということですけれども、ぜひキャラバンカーを呼んでいただいてしていただきたいと思います、実施していただきたいと思います。これだけ覚せい剤だとかいろんな大麻などを使用する人がふえてきて、何かそれこそ手軽に入手できるということなので、これがキャラバンカーが薬物乱用に染まっていない青少年に薬物乱用防止に関する正しい知識を啓発することで小学校、中学校、高校と対象に啓発指導を実施していただきますので、ぜひともこれはお願いしたいなと思います。  それで、薬物乱用のパッケージといいますか、シールのようなかわいい絵を張った薬物、チョコレートのような錠剤、また「エス」とか「スピード」とか「チャイナホワイト」とか、とにかくおしゃれな名前があるそうなんです。ポケットに入れてもわからないようなとか、ちょっと友達に上げるときなど薬物とわからないようにするためにこういったのを使っているかどうか不明ですけれども、やっぱり小・中・高、保護者、またPTAの方たちにもぜひとも厚生労働省から出していただいているキャラバンカーの実施を、見学の実施をお願いしたいと思います。  2番のほうでは、中学校、高校ですね、薬物乱用防止教室を開いていただいたということで、今年度においても実施を予定してあるということですね。ありがとうございます。  意外と小学生の後半とか中学生ぐらいになってくると、シンナーなどで遊んでいる、薬物まで手は届かないけれども、シンナーぐらいだったらというところでやっていたりする可能性もありますので、ぜひお願いしたいと思います。  それこそ薬物の乱用は青少年の心や体の発育、発達を著しく害するものですからね、薬物は保護者の目の届かない夜間とか留守家庭などで使用されることが多いそうです。一回だけしてみようとか、そういったのでしてしまうと、もうもとには戻れない状態、また欲しくなるということなので、ぜひともそこら辺までならないようにお願いしたいと思います。  東京税関は麻薬乱用防止等を目的に学校現場に出張して税関教室を行っておられます。東京都内が中心ですけれども、小学校の子供たちに麻薬探知犬、犬による検査の実演もあっているそうです。どこの学校でも子供たちは興味深く見入っているということですので、東京に限らず佐賀の本町においても、何かこういった実物といいますか、何かそういったものを使ったりするようなのがもしあるようでしたら、実際にこれだけ怖いというのを教えていただければなと思います。そのキャラバンカーを実施するかしないか、御答弁をお願いいたします。 90 ◯議長(宮原宏典君)  森教育委員会事務局長。 91 ◯教育委員会事務局長(森 要兒君)  田中議員の御質問で、薬物乱用防止のキャラバンカーの活用についての御質問でございます。  この分につきましては、御質問の中でもあっておりますとおり、財団法人麻薬覚せい剤乱用防止センターというところが厚生労働省の委託を受けて事業の実施をいたしております。聞くところによりますと、このキャラバンカー自体が全国で8台程度しか配置をされておらないというような状況でございます。そのような中でございます。ただし、キャラバンカー内、車の車内につきましては、展示コーナーと映像コーナー、それから、専門の指導員による解説を交えて薬物乱用防止に対する正しい知識の理解ができるように映像コーナー、ビデオ放映、その他のいろいろな器材を使ってできるように工夫をされておるというふうなことで聞いております。  冒頭で言いましたとおり、台数的にも全国的な配置台数でございますが、学校現場のほうとの協議も当然必要でございます。また、相手方の都合も当然あろうかと思いますが、このようなキャラバンカーの活用について機会があれば学校現場のほうと協議をさせていただいて、活用ができるような形での協議もさせていただきたいというふうに思っておるところございます。 92 ◯議長(宮原宏典君)  田中議員。 93 ◯5番(田中満子君)  3回目に入りますね。  15年から20年前ぐらいなんですけれども、旧北茂安にも覚せい剤を使用していた人がいらしたようで、しばらく見ないと思っていたら、何か刑務所に入ったりということを聞いたことがあるんですよね。何かこういう田舎にとても縁のないような覚せい剤、大麻と思いますけれども、決してないとは限らないなと思います。乱用する薬物は中枢神経系に作用することから、乱用したときの快感を得たり、薬物の効果が切れたときの苦痛などから逃れるために薬物による効果を強く求めるようになる依存性ができてしまうわけですね。また、薬物を繰り返し使用しているうちに同じ量では効果がなくなったりという耐性が生じますということです。もう本当一度だけという好奇心や遊びのつもりでは薬物の依存性と耐性によって乱用する量とか回数がどんどんふえていくという悪循環に陥り、自分の意思ではとめることができなくなったりしますので、まさに今局長が言われましたように、薬物乱用に染まっていない青少年に薬物の怖さを教えて、こういうのには絶対手を出せないというふうに思ってもらうよう、ぜひともいつかキャラバンカーを本町にも入れて研修していただきたいと思います。  それで、2)でですけれども、大学生の大麻栽培事件などが身近で起こり、教員や保護者の方が薬物問題に対して危機感を持ってあります。大麻検挙数は若者が6割を超すと表に出ておりました。警察庁のまとめによると、2010年上半期の薬物事件の検挙人数が7,227名、前年比274名増になります。年齢的に見ると、若い世代は減少傾向にありますが、大麻事件に限ると最も検挙人数の多いのが20歳代の622人で過半数に上ります。二十代未満が87名ぐらいと出してありましたけれども、そういう87名も含めると、もう6割を超えます。もう依然として大麻使用の低年齢化に歯どめがかからないようになっておりますので、今、小・中・高で薬物乱用防止教室を実施していただいているということですので、引き続きよろしくお願いします。 94 ◯議長(宮原宏典君)  大坪教育長。 95 ◯教育長(大坪春美君)  ありがとうございました。本当に町内でのこの薬物乱用問題、それからたばこ、防煙ですね、こういう部分についてはもう本当に毎月のように校長会の中にも落としておりますし、各学校でしっかりこういう部分で教育をしていただきたいという部分は述べております。もう学校だけでもいきませんので、実は地区の懇談会を十四、五年前からずっと入っているんですが、もう前座30分間はこういった地域の中でのビデオを流しながら、そして地区の懇談会に入っていきたいと来年度は考えております。  それから、特に小・中・高、みやき町は三養基高校もあります。そういう中で小学校、中学校、高校の補導の先生方を入れた校警補導委員会を年に3回しています。そういう中でも、こういった警察の方が来られて薬物についての指導もしっかり私たちも受けて下に落としているつもりです。今後もまた危機感を持って、それで、全然みやき町の中で、私のほうに聞こえてこないかというと、小・中学生ではありませんけれども、やはり有職・無職少年もおります。そういう子供たちが、青少年たちですね、その子たちが少しおかしいよというのも耳に入ってまいっておりますので、地域の中でもこういった薬物乱用、あるいは防煙、こういったものもしっかり、やっぱり小さい小・中学校のうちからきちっと指導をしていきたい、教育をしていきたいと思っております。  それから、特にこの薬物もそうなんですが、性教育の部分も非常に、佐賀県は中絶率、昨年は全国ナンバーワンでした。そういったことで、本当に恥ずかしいことなんですが、この部分でも特に小学生も体の発育が早くなりましたので、小学校のほうにも性教育を含めてこの防煙、あるいは薬物についてもしっかり指導、教育をしてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 96 ◯議長(宮原宏典君)  田中議員。 97 ◯5番(田中満子君)  よろしくお願いします。  では、3問目に入ります。子供を見守る青パトロール車についてお尋ねします。  五、六年前には子供を無理やり車に引き込もうとしたり体をさわったりと、全国的に子供をねらった犯罪が多発しました。最近はスカートの中を盗撮したり、子供の前で下半身を露出したりと、犯罪から子供を守るため地域ぐるみで下校時間帯にパトロールや声かけなど、犯罪防止に北は北海道から南は沖縄まで全国活発に行われております。最近は青パトロールカーが町内を巡回しており、住民の防犯意識を高め、犯罪抑止に効果的です。  そこで、1)でお尋ねします。みやき町のパトロールカーの台数、乗務員数、運用時間、賃金、パトロール範囲をお知らせください。  2)で具体的にどのような業務をされているのか。業務の指示を出されるのは行政なのか、それとも警察なのか、お尋ねいたします。 98 ◯議長(宮原宏典君)  田尻総務課長。 99 ◯総務課長(田尻茂喜君)  田中議員の御質問にお答えいたします。  まず、パトロールの台数、乗務員数、運用時間、賃金などですけれども、パトロール車は合計3台あります。そのうち安全・安心まちづくり町民会議のほうで2台、それと、登下校パトロールのほうで1台となっております。各車とも2名ずつ乗車して6名体制でパトロールに当たっております。  運用時間ですけれども、通常8時半から5時15分ですが、週1回は登下校、登校時間の6時半から早出をしております。  それから、防犯パトロールは21年の8月から開始しました。従事する職員については制服を着用しております。それと、青色回転灯をつけたパトロール車でパトロールを行います。町内の通学路、各種施設などを巡回パトロールしております。  賃金ですけれども、月曜から金曜まで、平日で8時間勤務します。月20日程度が基準になっています。早出の場合などは8時間ですので時間を繰り上げて早目に帰るということにしています。それから、額としましては、日額で6,200円、大体月20日勤務ですので、124千円ほどになります。  それから、パトロールの具体的な内容ですけれども、まず第1に、町内全域での防犯パトロール、それから次に、登下校時間帯での通学路周辺のパトロール、第3に、指導警戒活動といいまして、自転車盗難防止を行っております。盗難品と思われるような自転車を発見した場合には、鳥栖警察署のほうに連絡をしまして、この自転車が被害届が出されているようでありましたら、警察のほうから被害者のほうに連絡をしていただいております。  活動当初は、中原駅前駐輪場にあります自転車の無施錠自転車にかぎをかけてくださいという啓発を行っておりました。ただ、それをしますとかぎをかけていないということがわかってしまいますので、この件については今は行っておりません。  それから、第4番目には、町内にある各種施設、例えば神社仏閣、公園、体育館など公共施設に対して破壊、それから侵入等の防止、それから、少年の非行防止のたむろ場所等の確認、それからさい銭泥棒の警戒、浮浪者、車上生活者への実態把握と声かけ、こういうことをしております。  5番目には、犯罪の防止活動としまして、住宅密集地などへの空き巣侵入の防止、それから、エアコン室外機が盗難とか結構ありましたので、その警戒パトロールなどを行っております。それからあと、大型商業施設、公園、病院など駐車場での車上ねらいの防止活動ということもパトロールで行っております。  あと、6番目には、相談、要望事項ということで、青パトで町内を回っていますと、住民の方から声をかけられまして、町に対する苦情とか要望をよく受けます。そのことにつきましては、窓口が一応総務課のほうですので、総務課のほうに報告を受けて各担当課のほうにつないだり、これが警察事件に関係するようでしたら、直接警察のほうへも連絡をしております。  最後に、警戒活動としましては、不審車両、それから野犬、野猿の徘回、そういうのもございましたので、そちらのほうのパトロールも行いました。それから、さっき言いました非行少年のたまり場ですけれども、そういうことで住民の方から、ここに何人か集まっているという話がありましたときには、そちらのほうで青パトで警戒というふうに行って声かけも行っております。  このパトロールの指導ですけれども、これは総務課の管轄、総務課と教育委員会の合同でやっておりますが、指導員としましては警察官OBで1名緊急雇用で雇っておりますので、その方を中心にパトロールを行っております。  以上です。 100 ◯議長(宮原宏典君)  田中満子議員。 101 ◯5番(田中満子君)  ありがとうございました、詳細に説明していただきまして。  先日のことですけれども、朝、子供たちが通学するのに交通安全員が横断歩道のところとか大半おっていただいていますけれども、2人で交通安全をなさっていたけれども、そのときは1人の方が欠席だったんでしょうね。1人で南から北からと児童たちが集まってきますけれども、そのときに1人であたふたと交通安全員さんがなさっていたけれども、その青パトロールが来たけれども、徐行してすーっと行ったということだったんです。だから、見る範囲で、1人でばたばたしているなというのを感じられたならば、おりて、そこ短時間、10分ないし15分、子供たちが横断歩道を渡る、そういった時間に一緒に手をかしていただければという声もありましたので、恐らくたまたまかもしれません。ちょっとそういうのがありましたので。それから、パトロール員さんにはそれこそ神社仏閣、体育館と野猿の件とか犬などいろいろとお世話かけておりますけれども、パトロール中のやっぱり着眼点として、防犯灯が切れているところはないのか、そういったのも見ていただければ非常に助かると思います。防犯灯とか見ちゃいけないといいますか、そういったのは。ただ、鳥栖のパトロールカーが、青パトロールがサティまで来て北茂安の小学校も、それから中学校も回ると言っていた方が、北茂安じゃない、みやき町内で防犯灯が17基のうち5基が切れていると、そういった報告をほかのことと重ねて聞きましたので、そういったのまで含めてしていただけるものか、全くそういったのには触れられないのか、ただ、これだけいろんなところに行って、たむろしている子供たちに注意したりとか浮浪者のこととか、相談、要望なども警察のほうに伝えたり、総務のほうに伝えたりされるんであれば、ぜひともここら辺までお願いしたいなと思いますけれども、また、公園の遊具で整備するものはないのか、ちょっとねじが緩んだりとかもしあった場合ですね、そういったところの連絡はあるのか、空き家などに異常はないのか、空き家などは長いこと空き家にしているといろんな問題が起きたりしますので、そういったのを見てもらっているのかお尋ねいたします。  そして、福岡の筑紫野では、地元のテレビ局の女子アナウンスより録音された防犯広報文を流しながらパトロールを行ってあるそうです。本町ではそういった防犯広報文を聞いたことがありませんので、されているのかされていないのか、ちょっとお尋ねいたします。 102 ◯議長(宮原宏典君)  田尻総務課長。 103 ◯総務課長(田尻茂喜君)  田中議員の2番目の質問にお答えします。  先ほどパトロール中の防犯パトロール員の交通指導員さんへの現状ですけれども、そういう場合があったときには極力するように言っているんですけれども、申しわけありません、徹底しなかったようで、その辺もう一回確認したいと思っております。  まず、今やっていることで、町道の破損箇所について何か異常があったら教えていただきたいということで、その分はしております。  それから、防犯灯の確認なんですけれども、防犯灯につきましては、夜間のパトロールは基本的にやっておりませんので、それで、下校時に月1回程度は8時か9時ぐらいまでしています。そういうときは可能性がありますけれども、通常は防犯灯については困難だと思っております。
     それとあと、空き家につきましても、住宅地のパトロールは確かに行っておりますけれども、ここが空き家という情報はいただいていませんので、その辺についてパトロール員が空き家に集中的にパトロールというのは困難だと思います。ただ、住宅地の中には入っていっております。  あと、防犯の広報関係ですけれども、パトロール車はリース車ですけれども、広報のスピーカーがついておりませんので、実際マイクでの放送はしておりません。  以上です。 104 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 105 ◯町長(末安伸之君)  補足します。役割をですね、みやき町は不審者の出没が多いということで未遂事件もありましたし、その抑止力を図る意味で、できるだけ学童の通学路を頻繁にというか、青パトで回っていくことでそういう抑止力を図りたいというのが目的です。ですから、例えば交通指導員、空き家の管理とかすべてをさせていたら所期の、最初の目的から外れていきますので、その点については御理解ください。  できるだけ何回でも何回でも学童の通学する範囲、特に人家が少ないところとか、または神社仏閣とかたまり場になるところを、いわゆる抑止力ですよ。ということで、すべてを期待したら本来の目的を達することができませんので、そういう苦情等がありましたら、今やっているのは、さっき言ったように、飛び抜け頻繁に何回でもそういう青パトの姿を見せることでの抑止効果を図ろうということが最大の目的ですので、ぜひとも御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 106 ◯議長(宮原宏典君)  田中満子議員。 107 ◯5番(田中満子君)  わかりました。ただ、せっかく回っていただけるんであれば、ついでにという形でと思ってでした。もちろん大半のところはこの青パトロールは子供を見守る青パトロールであると思います。だから、当然通学路をくまなく回るのが一番安全でしょうし、ただ、児童が登下校でない時間帯であれば、その鳥栖の青パトに乗る方たちのように、みやき町の外灯までお知らせいただきましたけれども、そういったのもみやき町でできるんであれば、そういう時間帯を考えてお願いしたいと思います。  3問目の質問に入っておりますけれども、三重県四日市市が青パトの発祥地であり、全国モデル市民活動の地でもあるということでありました。NHKの番組で「難問解決!ご近所の底力」というのが以前あっておりました。御存じの方もおられると思いますけれども、ここで紹介された四日市市です。この番組はおもしろかったのでよく見ていましたけど、何となく記憶が浮かんでまいりました。この四日市市が、そのときのテレビは、夜になると御近所のお父さんたちがぞろぞろと集まってパトロール棒のぴか棒ですかね、あれを持って公園とか繁華街をパトロールしてあった印象であります。四日市市の地域防犯協議会伊藤会長は、近所で車上ねらいや空き巣などが多く発生しているので地元の警察に聞きに行ったところ、警察も必死で頑張っているが、多様化し増加する犯罪に対しては、ぜひ皆さんの力をかしてほしいということだったと。四日市市安全なまちづくり条例が犯罪防止は市民の責務とうたっていることも聞き、これからは行政に求めるばかりではなく、住民みずからが行動しなくてはいけないときが来たのだと、住民と行政と警察でともに動くと書いて共動ですね、これが大事だと述べてありました。  本町の青パトの補助が終了しても引き続き青パト隊を実施されるのか、ちょっとお尋ねします。  それと、子供たちの健やかな成長を温かく見守り支援するために町内の店舗に御協力をいただき、少年を守る店として青少年の健全育成活動に参加といいますか、その活動に取り組んでもらいたいと思います。  店のほうは子供たちに有害な商品を販売しない、有害雑誌とかですね、店内及び周辺で万引き、喫煙、飲酒などをさせない、子供たちの問題行動を発見したときは優しく呼びかけ話す、店内が一丸となって子供たちを健全に育成するという、こういったところから、今こども110番の旗がありますけれども、タペストリーとかで子供を守る店というふうなので協力していきたいと思いますが、福岡のほうはこの少年を守る店としてステッカーでやっているそうです。だけど、ちょっと太目の、太目といいますかね、「少年を守る店」と書いたタペストリーなどがあるとお客さんたちも自然と意識して、ああ、子供たちは大人が守っていこうという気持ちになられるのではないかと思いますけれども、御答弁をお聞きして、終わります。 108 ◯議長(宮原宏典君)  町長。 109 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、警察、行政、住民の協働が一番不可欠であろうと思います。その意味で、先ほど防犯灯は地区の中で管理していただいていますので、地区住民の皆さんがやはり区長さんなり通じてお知らせをしていただかないと、むしろ防犯パトロールをやりますと地域力を損なうことになりますので、その点についてはぜひ御理解をお願いします。  今回やはり行政で行うのは試行的に3年間、2年半ですか、3年間緊急雇用という県費を活用して、県の基金を、その成果を見て24年度以降どのような取り組みがいいかを一つの試行期間ということでとらえていただきたいと思っております。  現在、逐次私のほうまで不審車両と数の状況はすべて報告をしていただいていますので、今分析をしております。あと1年間その効果を分析して、24年度以降どのような形で継続したほうがいいのかを検討、模索していきたいと思っています。  今回については、住民の皆さんに地域力の、防犯の地域力を高める意味で、まずやってみて、それから地域の中でみずから防犯の組織なり体制強化を図っていただくような促し方をしていかなければならないと考えていますので、24年度以降は今のようにすべて行政のほうで対応することは考えておりません。  最低限、車両を無償でお貸しするとか、または交通指導員さんとか地域防犯協会がありますので、そこに有償的なボランティアで委託をしてパトロールをしていただくかとか、そういう方向は検討していきたいと思っております。目的は、まず3年間やってみて、住民の皆さんとその効果や成果があったかなどを検証しながら、そして、24年度以降は住民の組織や、またお力をかりて地域全体、住民全体での安全・安心のまちづくりをつくっていきたいと思っております。今のところは未定です。  以上です。 110 ◯議長(宮原宏典君)  大坪教育長。 111 ◯教育長(大坪春美君)  町内のお店にいろんな110番の旗をお願いできないかということなんですが、実は町内の補導員さんと指導員さんでもう年に3回、まずはコンビニを中心に万引き等が多うございますので、全部、有害図書も含めて、まだ2週間しかなりませんけど、10人の補導員さん方と全店舗を回りました。そして、子供たちの万引きとか、あるいは有害図書に関してもお願いをしてまいりました。また、今度小さなお店も110番の旗を今後もう少しお願いして回ろうかなと思っていたところです。そういったことで、いろんな店の大きな店舗とかにはお願いに上がっております。  以上です。 112 ◯議長(宮原宏典君)  以上をもちまして通告第13号、5番田中満子議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日の会議はこれをもちまして散会といたします。お疲れさまでした。                 午後2時28分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...